まほうのビネガー

農家の嫁になりたかったアロマテラピスト、Tomoです。

コロナのワクチン6000万人分をファイザーさんから購入することになったようですね。

時は遡り、中世ヨーロッパでペストが大流行した時の、こんなエピソードがあります。

1630年頃、南フランスのトゥールーズでペストが大流行、当時特効薬はなく、感染して亡くなった人を火葬（通常は土葬）にし、あとは街を捨てて避難するしかなかった。

街に残されたのは、感染に苦しむ人々と、亡くなった人たちのなきがら。そんな中、感染をおそれずになきがらや、弱った感染者の人々から財布や貴金属などを盗みまわる4人組がいた。

ペストに感染している人々の衣服をあさり、金品を奪い取っていたというのに、この4人は全く病気に感染することがなかった。

そうこうするうちに、4人組もとうとう警護の役人にお縄となり、死刑を宣告された。しかし、ペストに感染することがなかった4人に、役人が理由を尋ねると、死刑の中止と引き換えに彼らは、ある方法を打ち明けた。

その方法とは、
全身に、セージ、タイム、ラベンダー、ローズマリーを漬け込んだ酢を塗っていたというものだった。

そして、このレシピは、連綿と受け継がれ、現代でも何社かのメーカーでアレンジを加えたブレンドオイルが発売されています。

もちろん、お酢はつかっておらず、抗菌・抗ウイルスに優れたエッセンシャルオイルを何種類かブレンドしたものです。

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