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【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】わかりやすいが結局は1番

クリエイティブな仕事をいかにビジネスにするかについて、今までの経験を元にお伝えしています。

今回は、「わかりやすいが結局は1番」ということについて。

たまにこういうお客様はいないでしょうか?「センスの良いものでお願いします」センスの良いものって??説明できる方はいるんでしょうか?

センスの良し悪しは、人によって感じ方が変わるものだと思っています。発注してきているお客様の中ではあるのかもしれません。ただ、センスの良いものをと言われても、何を持って良いと言っているのか?リサーチをしないといけないと思います。

そういう場合は、何か参考になるものはあるか?聞くようにしています。

センスの良いものって気持ちはわかりますが、制作サイドはセンスの良いものとなると複雑なものを想像してしまいがちですが、案外シンプルでわかりやすいものが最終的に選ばれる傾向にあるように思います。

結局は、見ている人に伝わらないと意味がないのです。いくらセンスが良いと言ったところで見ている人とセンスが合えば良いになるし、合わなければ悪いになります。

センスよりもわかりやすいを重視した方が実は良いんだということに最終的に落ち着くことが多いです。

クリエイティブな仕事の多くは、視覚で何かを訴えるものが多く、パッと見伝わらないと役割を果たしていないことになります。広告が特にそうかと思います。人が素通りしているところにあるので目につかなければ素通りするだけです。そこで人が見るのはわかりやすく目に入るものです。複雑に抽象的にして何を言いたいんだ?という広告、たまにネットでも話題になったり時に炎上したりしていますね。

依頼してきたお客様のセンスでもあるかもしれませんが、制作サイドもあまりにもひどい時は言わないといけないのでは?と思うことがあります。製作サイドだからこそ指摘できる部分があるのではないでしょうか。それでも相手が受け入れない場合は、指摘しましたよ。という証拠を残すことでしょうか。あくまでも立場は同等です。上司と部下ではないはずなので、そこは制作サイドの意見として述べても良いかと思います。

そもそも、当事者でない人同士が意見を出し合って作ったものは伝わるわけがないのです。

クリエイターとして、わかりやすいのは何か?ということを提案できることが良い作品に仕上がるコツではないかと思います。

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