未来とは?

私が思う未来のためにできること。

 まずは過去を振り返り家族が集まることから始めないといけないと思う。
家族や親戚が集まったのはいつでその時にどのような話をしましたか?
私の祖父母はそれぞれ6人、7人兄弟の長男長女だったため、お正月やお盆は沢山の親戚が3日間に分けて家に新年や盆の挨拶に老若男女が来ていた。
その時に話していた事を今でも思えていて、祖父は戦時中・戦後の話を私の弟など男の子を集めて話していたし、祖母は叔母たちと近況報告や料理、庭で採れた野菜の話を私や従兄弟のお姉ちゃんを集め食事の準備をしたり片付けの時にしていた。私はそれが当たり前で育ってきた。

しかし、私の周りではお盆やお正月に旦那の実家にも自分の実家にも帰らないという人が多くて驚いている。理由は親戚付き合いが面倒だからだそうだ。確かに嫁の立場からすると大変ではあるが、息子は楽しそうにしている。だって普段はみんなと離れたところで旦那と私との3人でしか過ごしていないからだ。久しぶりに叔母に会い可愛がってもらい、同じ世代の従兄弟と遊びいつもとは違う環境を楽しんでいる。
新型コロナ感染症の時はみんでで集まれなくて寂しそうにしていたことは忘れない。

今、私たちが未来にできるとこはECOとかソーラーパネルをつけるとか、分かるような分からないようなSDGsを推進することではなく、核大家族を再生することではないだろうか。確かに自然や環境に目を向けることも大切だ。けれども人を大切にすること、子どもを守ることはもっと大切なのではないだろうか。

子どもは祖父母と一緒にいることで逃げ場や居場所を持つことができ、優しさや気遣いができるようになるし、祖父母は孫という癒しが出来る。親戚付き合いをすることで嫁は大変だが子どもが幸せそうだったら良いではないかと私は思う。

家族の歴史を継承する、日本の文化や水産業や林業や農家を継承することがこれからの日本に必要なことであり、勉強して大学へ入ることではないと思う。実際にご先祖様は着物ひとつにしても最後はおむつや雑巾にしてご飯を炊く時に燃やしていたというのだから最高のECOシステムじゃないかと思う。拡大家族になってみんなで考えて協力しながら生きる。
そのためには過去を振り返り家族が集まることが未来の日本や子どもでできることだと私は考える。

#未来のためにできること