本当の親孝行とは #117
今日久しぶりに両親と食事へ出かけた。きっかけは父親からのお誘い。
家族とは特別仲が良いわけでも悪いわけでもない。いたって普通の関係性だ。
食事中、母親は「こうやって家族で来るのも久しぶりだね」なんて言っていた。
帰り際には、父親から「今日は来てくれてありがとう」と笑顔で言われた。
きっと娘と一緒の時間を過ごせたことが嬉しかったんだろう。
その言葉を聞いて、「親孝行」とは、高級レストランに連れて行ってご馳走することでも、孫の顔を見せてあげることでもなく、「ただただ元気な姿を見せて、定期的にコミュニケーションを取ること」なんだろうなって思った。
どんなに歳を取っても、親にとってはいつまでも子供は子供。
「特別なことなんか必要ない」
そう思わされた出来事であった。
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