どこで種をまくか #146
今日、2社の採用担当者からこんな前向きな言葉をかけてもらった。
正直ビックリしたし、素直に嬉しかった。
というのも、以前書いたキャリアブレイクの記事にあるように、他の企業と話している際に「キャリアブランク」のように感じられている場面があったから。
大抵こんなやりとりを繰り返す。
もちろん言葉には出さないけれど、何となく「就職活動上手くいってないやつ」「働かずにぐーたらしてるやつ」みたいな感じで受け取られてそうだなって思うことがあった(幸いキャリアブレイク中の状況を話して選考に影響したことはないが)。
キャリアブレイクしていることに一切の後悔はないけれど、さすがにそのような形で現実を突きつけられると少しはメンタルも脆くなる。
「これってわがままなのかな?」「やっぱり理想高いのかな?」「コンフォートゾーンに居続けるための言い訳かな?」とか自分を信じ切れずにいた。
そんな中、今日の2社が背中を押してくれた。
キャリアブレイクに肯定的で、安定を捨ててまでしてその道を選んだことを賞賛してくれた。
同じことを言ってもこんなに反応が違うんだなって。
そんなこと新卒の就活のときに気付いていたけれど、いざという時に人間は忘れちゃう生き物。
わたしは圧倒的右脳派なのに、ちょっとの焦りや不安から、左脳を無理してまで使って合理的に考えようとしてたんだなと。
種まきで言えば「水質と気候が微妙に合わないのは分かっているけど、そろそろ芽を出さないとやばそうだから、ここに種まくか!」みたいなえいやー状態。
本来の理想は「水質も気候もばっちり!ここで種まきたいからまく!」という自分の直感が働いている状態。
仮に前者だとしても、芽が出るための必要最低限の材料は揃っているから、芽が出ないことはないしても、発芽するまでに相当時間がかかっていたかもしれないし、花を咲かす前に枯れていたかもしれない。
「置かれた場所で咲きなさい」なんて言葉があるけれど、選べる環境にいるのなら絶対に「咲ける場所を選ぶこと」が大切だと思う。
そのために「どこに種をまくか」の場所選びは妥協しない方がいい。
それが右脳派のわたしの心がぐわっと動いて思ったこと。
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