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キャリアブレイクは悪いこと? #101

絶賛キャリアブレイクをしている私ですが、先日転職エージェントにこんなことを言われました。

「無職期間が半年以上になると就職しづらくなることはお伝えしときます」

決して担当者の方も私を脅そうとして言ったわけではなく、転職市場での事実を伝えてくれました。

採用者側の気持ちを考えると、もちろん言っていることは理解できます。
でも、求職者側すると「まだまだ日本ではキャリアブランクだと思われてしまうんだな〜」と残念な気持ちになりました。

そもそも「キャリアブレイク」と「キャリアブランク」の違いですが、

キャリアブレイクとは、一時的にこれまでの仕事を離れて、自分のこれからのキャリアを改めて考えて、学び直しやスキルアップ、リフレッシュなどに充てる期間のことです。 これまでの自分が進んできたキャリアを振り返り、これからの自分の人生の在り方を考えて、キャリアを再構築していくための準備期間となります。

キャリアブレイクとは?注目される背景や有効活用するためのポイントを解説

キャリアブランクというと「キャリアの空白期間」というネガティブな印象で、「単なる無職でいた期間」と捉えられます。

キャリアブレイクとは?注目される背景や有効活用するためのポイントを解説

まあすごく端的に言っちゃえば、次のキャリアへの「準備期間」とポジティブに捉えられるか、ただの「空白期間」とネガティブに捉えられるかの差ですよね。

あくまでも統計で、全部の企業がそうではないですし、離職期間の理由によっては採用されるケースもあるので一概には言えませんが、基本的には現状の転職市場では「離職期間が長ければ長いほどネガティブな印象になる」ということ。

理想を言ってしまえば、キャリアブレイクせずに何かにずっと没頭できたら最高だなと思いますが、終身雇用が崩壊している「人生100年時代」の今、結構それは難易度が高い気がしています。

だから、「キャリアブレイクをなるべく推奨しよう」とか「そもそも集団主義教育が悪い」とかいう議論をするつもりはありません。

でも、キャリアブレイク自体の認知度が上がって、世の中が寛容的になってくれたら嬉しいなと当事者側からは思います。

そんな簡単な話じゃないかもしれないけれど、そうすれば「キャリアの中断」というネガティブな意識も薄れて、このVUCAの時代で少しは生きやすくなる人が増えるんじゃないかな、なんて個人的には思いました!

▼キャリアブレイク中の方向けのコミュニティ(先日友人に教えてもらいました)



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