2024/05/05

今日は喫茶店で松下幸之助の「道をひらく」を読みながら自分の未来について考えている。

この先転職すべきか否かで思案を巡らせている。

この悩みはずっと終わらない、1年以上悩んでいる。
SESは厳しい業界だ。
自分のキャリアは自分で作らないといけない。
誰も助けてくれない。
適当な雑用だけさせられて捨てられる可能性が少なくない。

無料で働きますといっても開発はさせてくれない。

俺は一応SESでユニットリーダーをしている。
4-5人のメンバーの管理をする仕事だ。
それぞれのメンバーは別々の案件に派遣されているので、
具体的には何をしているのかわからない。

ただ、彼らがエンジニアとは呼べないような仕事をさせられているのはなんとなくわかる。

車載機のテストや、ヘルプデスクなど、エンジニアと呼ぶのは難しいだろう。
それでキャリアを築けるのならそれでいいが、
キャリアを築けているとは言いずらい。

書くいう俺は一応エンジニアの端っこにいるけれど、
開発に携わっているわけではない。
プログラミングコードを書くことは少ししかない。

努力不足と言われればそれまでだが、
いつになったら努力が報われるのか考えてしまう。
あと何年テストをやれば、あと何個資格を取れば、、
明確な指標があるわけではない。
テストをやることで開発に近づくわけではないらしい。

報われない下積みというのはしんどいもんだ。

俺の持っているメンバー
奴らは俺をしたってくれていてかわいいやつらだ。

俺はあいつらを裏切ることにならないだろうか。
嘘の夢を見せてだましていないだろうか。
あいつらの若さを無駄に浪費させていないだろうか。

人生には愚直さが必要だというのはわかる。
文句を言わずに続けるやつが報われるという格言はたくさんある。

本当にそうなんだろうか。
俺たちの金を中抜きしている奴らは俺より稼いでいないか。

たまたまいい環境にいただけの奴がいい経験を積んですぐに偉くなっていないか。

もう愚直さだけではなく器用さが必要な時代になっているのか。
俺はバカだった。

政治のせいにするのは他責志向なのかもしれないが、
なぜ日本はこんなに非正規雇用ばかりになってしまったんだろう。

SESなんかは非正規制度の産んだ化け物だろう。

誰もが使い捨てで会社は有能な人材も必要なときに借りてくるだけ、
一から育てれば会社側が損をするような制度だ。

これは是正しないといけないところなんじゃないか。

今は円安が進んでいるので、これが雇用の増大などにつながるかもしれないというところには少し希望があるか。

政治への愚痴はこの辺にしておこう、あんまり知識もないし。

夢がないと生きている意味はないだろうか。
最近夢ができた。

海の近くで生活すること、新車を買うことだ。

ガソリン代は高いし、海の近くは危険だなど行ってくる人がいるが、
命というのは経験を買うためのお金みたいなもんだ。

リスクを冒さなかったとしても人はいつか死ぬ。
だから好きなことをして生きないといけないんだ。

いつまでも将来のため将来のためといって保守的な選択ばかりをしていると、
そのうちに人生は終わってしまう。

好きなことを追求する人生しかないんだろうか。
それでつらい思いをしても自分の責任として考えられるからよいのか。

好きなことをやってみる。
一つの選択としてありかもしれない。