見出し画像

本当の天才とは

先日、美術館の市展に足を運びました。
特別展示等の企画は無く、地域の子どもたちの作品が展示されていました。
無料で市内の園児、小学生、中学生の作品が見られます。

私はここ数年で少ないながらも各地の美術館で芸術作品を見てきました。
有名芸術家の作品が多数ありましたが、今回(特に中学生)の作品に強く惹かれました。
特に抽象画。
ユニークながらも自由な発想で描かれていました。

テクニックは決して高くはありませんし、学校で習うレベルのものです。
しかし、「10代前半でこんな素敵な作品を創れるのか!?」「よくこんなアイデアが思い浮かぶな〜」と感銘を受けました。

普段の景色や漢字アートなどとても素敵です。
各地をイメージした作品で日本を描いた作品は賞賛ものです。
中でも情報化社会を風刺した作品は個人的に好きでした。
今の子どもたちの視点から作品を眺めた気になり考えさせられました。

見てて思いましたが、彼等は本当に自由なのだと。
何物にも縛られない「自由な発想と想像」
社会や常識で凝り固まった大人には見えないものを彼等は見ています。

私は芸術作品の価値は、見た人の心がどれだけ動いたかだと思っていますが、今回かなり心動かされました。
子供とはいえ侮るなかれ。彼等は天才です。
どんな有名芸術家にも勝るものを持っています。

「自由な発想と想像」

私は誰の作品が好きとかは特にありませんし、画法等の知識や歴史背景の知識は一切ありません。
芸術家の名前と水彩画・風景画・抽象画等の単語しか知らないレベルです。
ただ、その作品の思いを想像するのが好きなのです。
一瞥して「お!いいね!」と思った作品をジーーーっと眺めて思案に耽り、題名や解説を読んでいます。

他の人は知りませんが、それが私の楽しみ方です。

ただ、芸術作品を見る時はオシャレをして身を整えるのが礼儀だと思い、多少は身綺麗にします。
そして、入館したら他のことは一切考えないように、頭を空っぽにします。
絶対に1人で行きます。思考を邪魔されたくありません。

皆様も是非、美術館へ足を運ばれてはいかがでしょう?
普段の喧騒を忘れられる時間になると思いますよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?