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「怒り」の感情とうまく付き合うためにはその正体を知る

こんばんは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

今日は「怒りとは何か」についてお伝えしていきますね。

前回の「怒りの感情で後悔したこと、ありますか?」という記事では


アンガーマネジメントとは、怒らないことではない。怒る必要のあることには上手に怒り、怒る必要のないことには怒らなくて済むようになる。その線引きが上手く引けるようになること。怒りの感情で後悔しないこと。


とお伝えしました。(詳しくは以下をご覧くださいね😉)



大切なのは、怒らない人になることを目指すのではなく、いかに怒りの感情とうまく付き合えるようになるのか


でもね、怒りの感情に振り回されてしまい

・ついカーッとなってしまい人間関係を壊してしまった

・イライラして仕事が手につかない

・上司に怒られて、段々とムカついてきて逆切れしてしまった


そんな経験、あなたにはありませんか?

私にはありますよ。

なぜ怒りの感情に振り回されてしまうのでしょうか?


それは、今まで怒りという感情について学ぶ機会がなかったから取り扱い方がわからないのです。なんとなくの経験で対応していくしかないんですよね。


そこで大事なのは「怒りという感情は何のためにあるのか知ること」なんです。正体が分かれば、取り扱い方やうまく付き合っていくことができるから。


ではあらためて質問です。

「怒りという感情は何のためにあると思いますか?」


実は怒りとは人間にとって自然な感情の1つ。怒りのない人もいないし、なくすことも不可能。どんな穏やかな人にも必ずある感情だし、なくてはならない感情です。


なぜなら、怒りは身を守るための防衛感情の1つだから。


例えば動物は目の前に現れた敵に対して「戦う」or「逃げる」という臨戦態勢になります。闘争・逃走反応は生物の恐怖に対する自然な反応です。


脅威に直面した際、怒りという感情を感じることで、交感神経が優位になり自分の身を守ろうとするのです。


ですから、怒ることは悪いことでもないですし、恥ずかしいことでもないのです。どうですか?少し安心しましたか?(笑)


でも、私たちは日常生活の中で、ジャングルにいる動物のように常に敵から襲われる可能性、ありますか?(笑)


もちろんありません😁では、なぜ私たちは怒りを感じるのでしょうか?


敵から襲われて命を奪われる可能性はありませんが、たとえば私たち人間は


・立場

・自分が大事にしている価値観

・大切にしているもの


などを「侵害される」と感じた時に、怒りという感情を使って戦うのか逃げるのか、という反応をします。


ですから、怒りの感情を感じないということは、自分の身を守ることができない状態とも言えますよね。


自分の大事なものを守るためには、怒るという感情は必要なのです。ちなみに私は若いころ、変に正義感が強くて腑に落ちないことに対して怒りまくっていました。おそらく自分の中の「正義」を侵害されたのでしょう。


あなたは怒りを感じた時、いったい何を侵害されていると感じているのでしょうか?


最後までお読みいただき、ありがとうございました。







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