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なかなか人に頼ることができないあなたへ

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしています。


noteでは、「心身ともに健康でいることの重要性」についてシェアしています。何かしらお役に立てたら嬉しいです。


今日はいつもと少し違う切り口で、仕事について書いてみます。


突然ですが、あなたは人に頼ること、得意ですか?
例えば、仕事中に何か行き詰まったりわからないことがあった際、周りにいる人に「教えてください」と自然に助けを求められますか?


新入社員や若手社員向けの研修で、「わからないことや困ったことがあれば、臆せず相談しましょう」と伝えていますが、実は私自身がなかなか相談できない性格でして・・・1人で抱えてしまい失敗した経験が多々あります。


CA時代にパニック障害となり休職したことをキッカケに、徐々に仕事を一人で抱え込まないように、周りに「助けてください」と言えるようになっていきました。ご興味あれば自己紹介もご覧いただけたら嬉しいです。



先日新たな研修の準備を進めていて、わからない点が多々あって・・・
思い切ってお世話になっている担当者の方に、お時間をいただけるようお願いをしました。


快く応じてくださり、きめ細やかに私の不明点を一緒に解消してくださり感謝しかありません。その上、「ここまで考え準備いただき、ありがとうございます」とのお言葉まで言ってもらい、なんだかジーンとなりました。


私も含めて、なかなか周りの人に頼れない方はきっとこんな風に感じているのではないでしょうか。


・忙しいのに申し訳ない
・自分のことは自分で解決すべきだ
・どこかで「こんなこともわからないの?」って思われたくない


様々な気持ちが入り乱れてしまい、相談するタイミングを逃してしまう。
でもそれって矢印が自分に向いているのだと思うのです。


大事なのは仕事で成果を出すこと。お客さまに喜んでもらうこと。


だとしたら、自分の「●●すべき」「●●と思われたら」等の思い込みや変なプライド、相手に迷惑だと思われたくない不安などは、手放した方が良いのではないでしょうか。


社会人になって30年経っている私でさえ、まだそんな風に思ってしまうのだから、新入社員や若手の方はもっともっとそう思うはず。昔の私もまさにそうでした。


だから口を酸っぱくして「仕事における目的を考えたら、報連相は大事だ」とわかってもらえるように、心を込めてお伝えしています。


「主体的に仕事を進めましょう!」と言われると、自分ですべて解決しなきゃと思ってしまいがちですよね。でも、わからないことをずっと自分で抱えて時間だけが過ぎてしまうと、効率的に仕事を進めることができません。だから「主体的にわからないことは、自分から聞きに行くこと」が大事になってくるのです。


実はポジティブ心理学では、


・人は任されることで貢献したいと思うもの。貢献することで、人は幸せだと感じやすくなる


との研究結果も出ています。


もし私と同じように人に頼るのが苦手、申し訳ないと思ってしまう、甘えられない、という方は心を開いて相手に頼ってみてはいかがでしょうか。


良い仕事をするためには、自分の強みを使っていき、そしてできないことや弱みに関しては誰かに頼る。


そして誰かが困っていたら、自分の強みを使って貢献していきたい。そんな風に思っています。



よろしければサポートいただけたら嬉しいです。良い記事を書くための書籍代にさせていただきます♡