嘘をつかなくていい関係性がいい

アトピーが悪化してなかなか改善しなくて遂には顔と首が腫れて浸出液まででてきてしまって、少ないけど二泊三日で湯治に行くことにした。

即決即断ですぐ行動することができるこの今の環境が本当にありがたい。

ありがたいからこそ、周りに遠慮してしまうのか、あの人があぁしたいって言ってるから叶えてあげたいってなる。そして自分は知らぬ間に辛くなる。
ダメパターン。

時々なにをしても症状が治らない。もしくは悪化する。ことがある。
そして太る。行き詰まり感、息苦しさがある感じになる。
自己免疫疾患の症状に陥る。

なんで治らないんだろぉ。。。って気が滅入るけど、それは今覚えば自分ではやりたくないことや居たくないとにいたり、やりたいことができなかったり、大きなストレスの時もあれば、気づかないうちに少しずつ溜まってしまった小さなストレスの積み重ねの時もある。

今回は小さなストレスの積み重ね。それも誰も悪くないありがたい状況なのにステロイドを使っても全然改善しなくて焦る気持ちも出て余計自分で自分を追い詰めた。

でも今回の滲出液が出た後のステロイドは効いたから、今だ！と思って、思い切って決断して湯治にきた。
誰かと居れることも大変有り難いことなんだけど、ひとりでじっくりと景色を見て綺麗だなって感動をしみ込ませたり、いつもと違う空気を感じてゆっくり目を閉じてしみじみ浸ってみたり、そんな時間がとっても大事なんだって今更ながら本当に感じた。

自分を大切にするって、ずっと自分探しをしてた私には難しかった。

そこにつけ込まれてモラハラとか受けるんだよね笑
そして刷り込まれて傷を抉られて塩を塗られて傷が綺麗に治らない様にされるから益々治すのが難しくなる笑

今回の湯治に来ることを決める前に、知り合いに「仕事で出張が入ったから」ってまわりには言って、ゆっくりひとりの時間を取ってきたら良いよ。って言われた。

その人は私のためを思って、まわりにも角が立たないようにそう提案してくれた。
私も最初はそれも良いなと思った。

思ったんだけど、すごく違和感が残った。
まわりの人になんで嘘つかないといけないんだろう？？？

本当のことを言って何か否定的なことをいう人を今私はまわりに置いていない。

もしそんな人がいれば価値観が違うので私は距離を置くようにする。

今私は私に関わる人は私に肯定的で、価値観や考え方が違っても否定はしてこない人、違いを肯定できる人と関わる様にしている。

だから嘘をつく必要はないな。と思った。

そしてほんの少しだけ仕事はどうするの？自分も行きたいって言われたら？っていう緊張のもと勇気を出して本当のことを伝えた。

ありがたいことに、快く送り出してくれた。

本当は一緒にいく？って言おうと思った。
けど、今回の湯治は自分を取り戻す時間を作るための時間だ。
その時間を捻出するのに限りある時間を使った。
だからその言葉は仕舞った。

私は嘘が嫌いなのもある。優しい嘘もあるけど、やっぱり嘘だったって知ったら悲しくなるから。
それならちゃんとこう思ったからこうしたんだよって話してほしい。
綺麗事なのかもしれないけど、いろんな考え方があるんだっていうことを肯定する文化ができれば嘘をつかなくていい世界観にいけるんじゃないかなぁ。

LGBTとかも偏見の嵐だったところから多様性が認められて、私は小さな頃からヲタクだから昔は偏見で見られてた。
こんなにサブカルが受け入れられるなんて良い方向に世界が変わってて、時代っていうと何もしなくても変わるみたいな感じだけど、誰かが努力して変えてきた歴史が時代に照らし合わされるだけだ。

でも私自身もまだまだ小さな頃からの考え方の癖を変えるのは大変だし、真逆の考え方をする人もいる。

でも私の近くの人たちには、嘘をつかなくてもいい関係性でいたいなって思った。