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自分のために自分をみつめよう、という話

tomnblogというブログをやっています。tomn(とむ)と申します。

前回、「セルフブランディング」について書きましたが、
なんかスッキリしない。↓

記事の要約は、「自分をブランド化して生きていきましょうよ」ってだけの話です。

違和感があるのは多分ここ。

人生を誇るため
他人に説明するためにはまず自分で自分のことを知る必要があります。
自分にしっかり向き合うことで人生の質そのものが向上します。
あまり熱く語っても響かない人には響かないので、
まぁそんな理由もあるよ、と。

セルフブランディングをしようという話

結論から言うと、「これが結局やりたいことなんだろうな」という見解に至りました。
さらっと書いて、自分で見逃していた本心。

今回は完全なる自分語りですが、誰かの助けになれればと思い。

平日にタケノコを掘って怪我をしてから温泉でのんびり考えたので熟考はしてませんが、どうぞお付き合いの程を。

本当にやりたいことは「自分を誇ること」

先ほどの引用文を見てまず思ったのが、
なーにが「熱く語っても響かない人には響かない」だよ!!、と。
ここで自分を騙していたことが違和感の正体でした。

少年野球でホームラン記録作ったり、
中学校で生徒会長やってみたり、
高校でスタンディングオベーションもらったり、
大学でサークルを1から立ち上げたり、
会社で風土改革活動してみたり、
私の人生本当いろいろありました。

でも、「これは誇れます!」とまず言えることってないんですよね。
経験だけはしているはずなのに。

これ、なんでだと思います?

・・・

・・

謙遜しすぎて、自分が見えなくなった話

「謙遜」が美徳だという風潮があります。
控えめで慎ましい、でも威張らずに頑張っていることが素晴らしい。

まぁ確かに、立場をわきまえることは必要ですし、
日々の努力は大切なものです。

でも幼少期から私は謙遜しすぎるクセがありました。
なぜか。

「謙遜していないと疎まれたから」。

これ今日温泉入っていて気づいたことなんですが、結構衝撃でした笑

ちょっと昔話

小学校の頃、10歳くらいから急に背が伸びたんですよね。
卒業時には170cm近くなってました。

で、今まで運動では最下位だった私が、
人よりずっと運動ができるようになった。

で、何が起きたか。

人に疎まれ始め、いじめられたんですよ。
しかも同級生だけでなく、その親からも。

少年野球をやっていたんですが、

活躍すれば「あいつがいるから僕(うちの子)は試合に出られない」
負ければ「あいつの調子が悪かったから負けたんだ」

こんなようなことを言われます。

しかも間接的な表現が多くて。

「とむ君はずっと出場しているから空気に慣れているよね(その人の子供はずっとベンチ)」
「とむ君、今日はどうしたの。残念だったね(にっこり)」

中には「私を自分の子どもに重ねる」人もいました。

その人はえらく野球に入れ込んでいて、
息子を毎晩遅くまで鍛える昔ながらの体育会系。

お昼ご飯におにぎり食べていた時に
「ちゃんと栄養考えてメニュー作ってもらわなきゃダメだよ!」
と叱られた時は本当に悲しかった。

「頑張っているから」と
母が早起きして揚げてくれた唐揚げを詰めた
大好きなおにぎりだったのに、


これを食べるのはいけないことなのか、と。


しかもその息子さんが親とは正反対の内気な性格で、
結果が出せないことも追い風になって私をいじめ始めたんですよね。

歪んでますよね笑


謙遜しすぎマン誕生

で、大事なのはここで私がとった対応です。

「謙遜」して、「頑張る」意思表示をしたんです。

自分なんかまだまだです。頑張らなきゃいけません。
自分がもっと頑張ればチームは勝てました。ごめんなさい。
分かりました。お母さんに話してみます。

田舎の小さな集落なので、みんなどこいっても同じメンバー。
同級生も親も一緒。

学校だとか習い事でもその対応が標準になりました


今思い出すと随分オトナな対応です笑
10歳とか、育って12歳ですよ笑

地獄だった。


いつの間にか自己肯定感はどんどん低くなって、
何をやっても「まだ頑張らなきゃ」と本気で思うようになりました。

でもそんな頑張れないんですよ。人って、そんないくつも。
だから「できない自分」が嫌になって、もっと自己肯定感が低くなる。

何を頑張ったって、根底が歪んでしまったから直せない。
自分の頑張り、自分自身が見えてこない。

これが24歳くらいまで続きました。院卒なので学生時代ずっとですね笑



実家と距離を置いて少し楽になった

社会人になってお金の余裕も出てきて、
実家から少し遠い場所に一人暮らしをするようになりました。

不思議なもので、嫌な思い出の場所から離れると
少し気持ちがリセットされるんですよね。

少し自分に向き合う時間が作れるようになりました。


とはいえ、凝り固まった生き方をほぐすのは至難の業で、
しかも苦しいことはしたくない。

自己固定観の低さから彼女にフラれたばかりだったので、
いろいろな人にアタックし始めます。

80kgのぷにぷにボディで笑

まぁ惨敗ですよね。
で、3回目くらいに振られた時、
「(付き合うとか)ないわ。」
と言われて、初めて火がつきます。


結果、1年で15kg痩せ体脂肪率は激減、さらには彼女までできました。

この成功体験が、私の数少ない「誇り」です。
悔しさをバネに自分で選んで努力して、成長した。

その方とはうまくいきませんでしたが、
成功体験と「勉強する」クセがうまく噛み合い始めます。

結果、妻との出会いに繋がるのですが、まぁそれは別の話。

自分のために自分をみつめる

前回の記事で書いたように、
私はマーケターでもなければ心理学者でもありません。

ですが自分をブランド化して発信していくって、
なんだか自分を誇ることに繋がるんじゃないかと、
割と本気で思っています。

そこに価値が出て、収益が出て、
それで生きていけるって、最高じゃないですか?

また、
口に出せない、表現できないことは、
私にとって無いものと同じです。

だって黙っていても
誰も助けてくれませんでしたもの。

言わなきゃ。発信しなきゃ。
自分さえも自分を見ない人生で終わる。

それならセルフブランディングして、
伝えて生きていこうと思うのです。

自分のために自分をみつめよう。

そこに少しの誇りが乗ってきたら、
とても素敵だなって、今は思います。

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