【114】経営者にコーチングが必要な理由

いつも有難うございます。

株式会社船井総合研究所の柴崎と申します。

専門は、会計事務所の経営支援、会計事務所の顧問先のM&A、事業承継を専門領域としています。

会計事務所の経営者以外にも多くの経営者と関わらせて頂くなかで、

特に最近「経営者には、コンサルだけでなくコーチが必要だな。」と思う場面が多くあります。

それはどういう場面かというと

❶やりたいことは決まっているのに一歩が踏み出せない

❷自分の決断に自信が持てない

❸決断したものの、ころころ考えが変わってしまう

❹そもそも何をしたいか、ゴール(目的)を見失っているため、パワーが出ない

❺思い込みが強い経営者に出会ったとき

目の前の経営者が上記のような状態の時、

コンサルティングというより、コーチングが重要だな、と思います。

それはなぜかというと、

コンサルタントが活躍するときは、

■目標があり

■しかし目標に対して何をしたら良いか分からない時

は、成果を出すための戦略、戦術、戦闘方法を具体的に理解しているコンサルタントを頼ると良いでしょう。


しかし、例えば、

❶やりたいことは決まっているのに一歩が踏み出せない

このケースに多いのは、

事業を立ち上げようと思っているが、その一歩が踏み出せない、

という将来の社長に多く見受けられます。

やるべき内容が分からずに、一歩を踏み出せずにいるのであれば、創業専門のコンサルタントに依頼したら良いでしょう。

しかし、やりたいことがあるのに踏み出せないのは、

⓵ どうせやっても無理、という思い込み

⓶ いつも失敗してしまうからな、という思い込み

⓷ もし、思わぬ状況になったらどうしよう、という根拠のない未来への不安

勿論、創業者に限らず、既に経営者である人であっても

新しいことをやろうとするとき、設備投資をする時は、

勇気が必要になるものです。

そうした時に、自らのゴールを明確にしてくれて

ゴール達成にむけた筋道を一緒に伴奏してくれるのが、

経営者にとってのコーチングだと思います。

どんな経営者にも迷いはあるものです。

しかし、その迷いの根本、思い込みにまで踏み込んで一緒に考えてくれるコーチがいるからこそ、迷いなく、正しい経営判断が出来るのではないでしょうか。

そして、大事な判断はスピーディに行うことが

企業として業績を上げるために重要だと思います。

そうした意味で、

1兆ドルコーチという本があるが、

この本を紹介されている文章にも

「スティーブ・ジョブズからグーグル創業者のラリー&セルゲイ、またヤフーCEOやユーチューブのCEOまでが師事していた伝説的人物、ビル・キャンベルのリーダーシップの秘訣を紹介した1冊だ」

と書かれています。

名だたる経営者、大きな成功を収めている経営者も、こうしたコーチがいた事、それが大きな決断のサポートになり、成功に大きく影響しているのだと思います。

よく経営者は孤独だ、と言われます。

しかし、孤独にならずに、中小企業の経営者こそ、コーチ、コーチングを活用することをオススメしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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