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50代のおっさん 若者の聖地 原宿を歩く

先日紹介した通り、娘がデザインを手掛ける女性ファッションブランドのkaoism_eの単独展示会場であるデザインフェスタギャラリー原宿へ出向いてみた。午後から出張が入り、机の前を離れる口実が出来た。誘われていた飲み会をお断りして、出張先から原宿に直接移動、休日の日中のバカみたいな人混みはなかろうと、たかを括って竹下口の改札を通過した。

竹下通りを歩く出張帰りの50代のおっさん。あまりにも場違い過ぎて、正直恥ずかしさを感じない。でもすれ違う若者のお洒落感度の高さにひたすらビビりまくる。若者にとっては魅力的なストリートなんだろうね。おじさんの人を見てお店を見てのキョロキョロは止まらない。何か差し入れを購入しようと竹下通りを歩いていると、韓国スナックのお店を発見(カマロカンジョン 原宿)。チーズボールを購入しようと揚げ物をしている店員さんにオーダーしようとすると、表で注文して下さいといなされる。?指をさされた方を見ると2階に上がる階段があるだけで、とても注文を受けてくれる場所があるとは思えない。首を傾げていると親切な若者が、向こうで注文してからここで受け取るようですよと、竹下通りに面する表口まで案内してくれた。ほぅそう言う事かと、若い女性に礼を言い、無事チーズボールを購入出来た50代オッさん。笑。若者の街も廃れたモンでは無い。

展示会場のあるデザインフェスタギャラリー原宿へは竹下通りを抜けて、ムラサキスポーツの隣りを突き進み、旧渋谷遊歩道路を左手に折れた先にある。このアパレル関連のお店が静かに立ち並ぶ裏原宿は、ストリートからお洒落な雰囲気が発せられているエリア。夜も雰囲気があって良い。カタンと音がする方に視線をやるとスケボーに片足をかけた青年。どちらを向いても、どこを切り取っても絵になる街ですなぁ。この日出張で訪れた街は初めて降りた街であったのだが、どこかで観たことのある雰囲気で、千葉ってこんな雰囲気の駅前の街多いよね?千葉を感じるわと、同行者に話をしていた。同じように、この原宿、裏原宿も、小生が中学生時代、つまり40年前からファッションの聖地として、独特の雰囲気を醸し出し、そこに感性豊かな人を集める独特の魅力がある街である。

デザインフェスタギャラリー原宿は、たまたま次女の部活?サークル?でも利用したことがある施設で、今回お借りした集合展示スペースです。各種団体が、学校のような集合スペースの各小部屋に分かれて展示会を行なっていました。コロナのせいか、寒の戻りのせいか透明ではあるが分厚いビニール製の暖簾をくぐり建物内に入る。狭い階段を3階まで上がるとkaoism_eの展示会場となっていた。開催直前まで揉めに揉めていたが無事開催できて良かった。壁際のハンガーラックにはこれまでの彼女がデザインした洋服が展示されて、テーブルにはコンセプトブックの展示、壁一面がポスターで装飾されており、一面にはプロジェクターで、これまでに参加したファッションショーでの彼女の作品が写し出される。コーナーには試着出来るよう布で仕切られた着替えスペースもあります。これは企画としてお洒落で楽しいイベントである。もう少し集客能力があると、更に盛り上がるだろうなと、近い将来、そうなったらもっとワクワク出来そうだと感じながら会場を後にした。

本日最終日、お天気も回復傾向のようです。ファッションにご興味ある方は、是非お立ち寄り下さい。

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