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普遍的な自分の価値観を教えてくれた町、ミラノ。

卒業旅行07
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3/3(水)
朝食にパンとチョコレートをとり、いよいよミラノ観光。
ユースホステルで同室だった日本人の人にスーパーマーケットへ連れて行ってもらい、昼食を仕入れ、地下鉄でCentral駅へ。コンパートメントの予約は要らないと言われた。

駅構内を歩いていたら、何とSさんにまた会ったのだ!

>DUOMO
メトロでDUOMO駅で降り、地上へ上がると、そこにものすごい建物が目に飛び込んで来た。上の装飾がかなり派手。また大きくてカメラに納めるのも一苦労。中に入ってまたびっくり。すごい綺麗なステンドグラスの数々に、身も心も清められる思いがした。昔の読み書きできない群集は、このような作品を見せつけてられては、誰もが洗脳されてしまうだろう。ここでもキリストの受胎告知からのお話が絵になっていた。日本人ツアーと一緒に周り、ガイドまで聞けた。

>the last supper 最後の晩餐
the last supperを見て、えらく感動し、絵ハガキを買った人がいたらしい。相当期待して見たらあちこちはがれ、修復中なので、絵そのものの感動は薄めだった。WWⅡで建物が崩れる中、二枚の壁画だけ残ったらしい。戦争は確かに新しいものを産む事があるかも知れないが、過去の偉大な歴史を壊すと言う事実を忘れてはいけない。

ここで会った日本人ツアーはガイドまで化粧がキツくお嬢さん集団だった。一体コイツら何者だ⁇

>アカデミア美術館
下の階には大学ムードの汚らしさが広がっていた。美術館に入ると、いきなりモディリアニ作品とご対面。本当かよ?と思いながら見て回るとやはり宗教画。死せるキリストなど残虐場面の絵が目についた。

>オペラ博物館
オペラ博物館へ行った。日本人が1人いたが、イタリア語を勉強して来たとあって、なかなか会話してた。羨ましい。オペラの会場(ミラノ座)を見たが、この会場で見れば言葉がわからずとも感動できそうだ。ここでもケバい集団があった。オペラ座の今日の公演はなし。

>ポルディペッツィオーリ美術館
そろそろ足に疲れがはしり、何を見たかよく覚えてないが色々な日曜雑貨が展示してあった。ここは大きな絵でなく、ミニアチュール細密画が多かった。

パン(ピザ) 2150
オレンジ 2500
水 650
地下鉄 3×1100
last supper 6000
アカデミア美術館 8000
ミラノ座オペラ博物館 5000
ポルディペッツィオーリ美術館 8000
パン 1250
食器 500
チーズ 2600
海産物缶詰 4600
オレンジジュース 2800
ハム 1795
ビスケット 3600
マンガ 2000

日本円4000円→52000リラ

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ミラノと言う街の性格なんでしょうね。旅して歩く男性はオペラや美術が好きな人が多く、女性は綺麗にお洒落して美術館やオペラも楽しんじゃうけど、ハイブランドショップでの買い物がメインって人が多いのでは無いでしょうか。どうしても貧乏学生で、高貴な人々と接点が無いので、お洒落してる女性を見ると、ケバいと言う表現になっちゃうんですなぁ。

私は正直ミラノは好きじゃない。(上から目線なの?)ブランド物の買い物もしないし、刺々しい聖堂も好みじゃ無い。しかし自然が綺麗な北イタリアの玄関口なので、何度もアクセスしなきゃいけない都市。現代ではトリエンナーレとか観に行くとミラノの印象も変わるんだろうね。

30年経っても自分の価値観変わんねぇな。笑

それとSさんに再会と言う偶然。イタリア言うても広いようで狭いってこと?いや我々日本人の観光先が限定的で似たり寄ったりの旅行プランになってしまうってことだろうね。


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