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脳腫瘍の悪化、開頭手術

お久しぶりです。

10月末に脳腫瘍が悪化し、開頭手術を
して腫瘍を摘出しました。

また、経過は記録したいと思いますが
noteにはありのままの気持ちを
つづりたいと思います。

令和4年6月に脳転移が発覚し
放射線治療(全脳照射)を実施したものの
もともと一つだけ大きい腫瘍があり
その腫瘍には放射線が効きにくいかもという
話はされていました。

それでも少しずつは小さくなっていたものの
10月末に突然の悪化。

そして突然の手術という選択肢。

この辺の詳細は今日は省きますが
受診して、翌日に緊急手術をしました。

幸い麻痺などの後遺症は出ず
退院して約2週間が経ちました。

ただ、今回の手術・入院で
改めて今後の生き方を考えさせられました。

基本、予後は医者が言うことを信じているので
自分で調べることはないのですが…

とあるクリニックについて調べていた時
脳神経外科の担当医が
転移性脳腫瘍に対するコラムを
書いているのを見つけたのです。

転移性脳腫瘍の予後は2~3年。

あくまでデータ上の数値です。
ですが、以前に脳神経外科の担当医に
聞いた時は具体的な年数は
提示されなかったので
正直ショックでした。

もし3年だったとしたら?

私は36歳、娘は小学校1年生に
なります。

急に現実をたたきつけられた形に
なりました。

あきらめるつもりはないのですが
正直、治療に対する心の疲労が
蓄積しています。

摘出した脳腫瘍のタイプによっては
使える薬が増えます。

可能性の段階なので
現時点では調べていません。

来週受診なのでその時に
検査結果を告げられると思いますが
おそらく使えたとしても
やらない可能性が高いです。
脳神経外科担当医、乳腺外科の主治医と
よく話して今後の方針を決めたいと
思います。

何が何でもがんを治したいとは
思えません。

それだけで私の心と体は
もうボロボロなのです。

「頑張って」と、簡単に他人は言います。

私は似たような状況の方に
「頑張って」とは言えなくなりました。

人それぞれ考え方も違うし
言葉の受け取り方も違う。

言葉を選んでも、自分の思ったように
相手が受け取るとは限らない。

だから今の自分には
応援している」という言葉が
一番嬉しい。

闘病生活って本当に苦しいんです。

終わりがないから。

寛解になったら終わりかと思うと
再発転移の恐怖がおそってくる。

ある意味私は最初からステージⅣ
(がんで一番悪い段階で、転移がある状態)
なので再発の恐怖はありません。

そもそも寛解を目指すことも
数年前にあきらめています。

がんと共生して
それなりに生きられたらいいのです。

エンディングの準備も
概ね終わっています。

今年になってからは
2回は死んだと思っているので
夫も覚悟はある程度しているようです。

まだ若いのに
子どもが小さいのに

そんな言葉は聞き飽きました。

私は私の人生を歩みます。


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