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はたらく。

働くことは、生きることだと思っています。

自己紹介にも書きましたが、私は新卒から営業畑にいました。
いました、というのは、IT会社を昨年末で退職し、今は仕事をしていないから。ニートですニート。
そして、これからどうやって働いていこうかと日々ぐるぐる考えています。

2つの会社で働いて思ったことは、「どんなに人間関係や福利厚生に恵まれても、私は自分が興味持てないと続けられないんだな」ということ。
実際前職は福利厚生しっかりしてたし、人間関係も良くて、そのお陰でそれなりに成績は安定して出せていました。
でも気づいちゃったんですよね、私ITに興味持てないなって。自分でプログラミングするわけじゃないものの、やっぱりお客様とお話する上でITの知識は不可欠です。私の場合、あらかじめ書かれてるコードの中をちょこっと変更して見え方を変える、くらいのことはどうにかできたけど、詳細なシステムの動作についてとか何とかアナリティクスがどうとか、宇宙語かと思うくらい理解できないしあんまり知りたいとも思えなくて。開発側のメンバーは魔法使いだと思ってただただ尊敬してました。


加えて、私の周りには楽しく働いて生活している人が割といるのと、私自身も少しそんな体感をしたことがあって。
カナダでワーホリ中、レストランで働いてたんですね。いつかカナダでワーホリしてた時のこと、改めて書こうかなあと思ってるんですけど。
レストランでの私は、サーバーさんのアシスタントをする、要は何でも屋さん的なポジションでした。でも「これやったらあそこのテーブル担当してるサーバー助かるかな」「あのテーブル、次に出る料理のカトラリー出しておこうかな」とか、色々予想しながらできることやって感謝してもらえるのが嬉しくて。失敗もまーめっちゃしましたけどね!
満員電車も乗らない、好きな同僚達(ここも人間関係良かった)と働ける、英語の勉強にもなる、感謝してもらえる、やってて楽しい。仕事に行くの嫌だと思ったことが無かったです。そんな職場で、新卒で入社した会社よりも少し良いお給料を頂いてました。もちろん物価が違うとか会社の売上作るのと比べたら責任の重い仕事じゃないとか、色んな要因があるので単純には比較できないけど、「ああこんなに楽しく働いて、こんなにお給料もらって良いんだ」というのが腹に落ちたというか。お給料=我慢料だと思って歯を食いしばる以外の選択肢があるというのが、すごく新鮮に思えたんですよね。
そういう自分の体験とか周りで「大変だけど仕事楽しい!」って言ってる友達を見ていたら、やっぱりまたそうやって働きたいなと思ったんです。アラサーにもなって青いでしょうか。青いですね。でも人生100年時代、折り返しどころか1/3にもたどり着いてないんですもん。青くても迷ってもいいじゃないですか。置かれた場所で一生懸命咲くのか、自分がよく咲ける場所を選びにいくのか、私たち花には選ぶ自由と責任があるんです。もっといえば、その時々でどっちも行ったり来たりしたっていいしね。

そんなこんなで仕事を辞めたのが今です。
もちろんこのまま自分のやりたいこと・できることがわからなかったらどうしようと不安に押し潰されそうなときもあるし、辞めずに続ける道もあったんじゃないかと後悔しそうなときもあります。そんなときほど、まずは今の自分に心を戻すようにしています。ゆっくり寝起きができること、こうしてnoteに自分の気持ちを綴るゆとりがあること、近くのスーパーで1パック98円の特売たまごをゲットできたこと。そんなことに感謝しながら、アンテナをぴんと張って、背筋をしゃんと伸ばして、今日の私を楽しく生きようと思うのです。スティーブ・ジョブズの言う通り、点と点がつながって線ができるのなら、その点を打つのは今日の私なわけですし。私はついつい先のことばっかり考えちゃうので、この「”今”の自分を意識する」っていうのが下手っぴなんですけどね。鍛錬中です。押忍。

そんなわけで、このあとは今日の私が楽しいことをします。ココアつくろ。
ここへ遊びに来てくれたあなたにも、今日のあなたにとって楽しい何かがありますように。

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