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脳のために取り入れた保育園送迎時の運動習慣

昨年のベストセラー「スマホ脳」や、人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れた「一流の頭脳」の著者アンデシュ・ハンセンの最新著書が2021年11月に発売されました。

その名も「最強脳 -『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業-」

本の趣旨は前作までと変わらないのですが、子供向けに書かれた本のため、一流の頭脳やスマホ脳よりも文字数が少なく、またわかりやすい表現でとても読みやすい本となっています。(ちなみにこの本は一流の頭脳の児童番組に作られた本だそうです)

まだスマホ脳や一流の頭脳を読まれていない方は、ぜひ手にとって見てください。

きっと読んだその先に、全ての感性が閃く素敵な日常が待っています!

アンデシュ・ハンセンのシンプルなメッセージ

アンデシュ・ハンセンはスウェーデンの精神科医です。

これまで多くの患者と向き合い、科学的なエビデンスと共に彼が確信したこと、本を通して伝えたいことはとてもシンプル。

それは「運動することで脳は鍛えられる」ということ。

そして脳が鍛えられたその先にあるのは、集中力・発想力・忍耐力など全ての機能の向上。

ですので「脳のレベルアップをしたいのであれば、運動をしよう」というのが、彼のとてもシンプルなメッセージです。

どんな運動でも脳は鍛えられる!

脳を鍛えられる運動。では脳を鍛えるにはどのような運動をすればいいのでしょうか。

ジムに行ってトレーニングに励んだり、走ったり泳いだり?ジムに行かなくても長時間走ったり?となると「運動したいんだけどそんな時間取れない」と逆にストレスになりそう。

でも彼は著書の中で以下のように運動を定義しています

週に3回、最低20〜30分、その間ずっと心臓がドキドキしていてなるべく何度も息が上がるように

20〜30分くらいであればハードルがだいぶ下がります。これなら朝の通勤時に少し多めに、また早足で歩くだけでも実現できそうですね。

また彼は「いきなり頑張って運動習慣を作るのではなく、今よりもちょっと意識して体を動かすだけで、脳はレベルアップする」と言っています。

運動のレベルは以下3段階あるとのことで、今の自分のレベルをまず定義し、それの一つ上を目指して見るのが良さそうですね。

ミニマムレベル:今よりちょっと意識して体を動かす
ミドルレベル:ミニマムレベルに加えて、週に2,3回、もう少し長く運動する
マックスレベル:ミドルレベルにインターバルトレーニングを加える。苦しいと思い始めてからあと少ししっかり息が上がるように運動してみる

例えば私であれば、日々家事をやりながら家事や育児をスポーツ化しているので、ミニマムレベルはクリアできてそう。ですのでミドルレベルの運動を目指したいと思います。

さっそく日常に運動習慣を取り入れてみた

ということで、ミドルレベルの運動をするために、日常に運動習慣を取り入れてみました。

その名も「息子の保育園送迎を運動に変えてみよう作戦!」

保育園までの道のりをちょっと早足で歩くことで心拍数も上がるはず。しかも約10キロの息子をベビーカーや時には抱っこ紐で移動するので、負荷もかかってよりいいのでは、という魂胆です。

早速やってみました。

雨の朝だったので息子(約10キロ)を抱っこ紐で括りつけ、いざ出発。

我が家から保育園までの道のりは上り坂のため、早足で歩くといつもよりとてもしんどく感じます。気づけばいい感じに息も上がり、心拍数を確認すると130を記録。(普段は60くらい)いい調子です。

保育園につき息子を預け、帰宅ルートも早足で歩きます。今度は下り坂になるのですが、早足出歩くと、足がついて行かずにこちらもしんどいですが心拍数は120といい感じです。

そしてマンションにつき運動時間は25分、しまったあと5分足らないどうしよう・・ということで最終手段、部屋まで階段で登ることにしました。
結果心拍数は160まで上がり、おうちについた頃には息が苦しい・・少しやり過ぎましたが、爽快感がすごい。朝からものすごい収穫です。

アップルウォッチでワークアウトをオンにすると
心拍数や運動時間を計れてよい

運動の余韻に浸りながら一息ついた後、リモートワークを開始したのですが、脳がとてもスッキリしており、その日は生産性高く仕事を行うことができました。

終わりに

スマホ脳や一流の頭脳を見てからずっと、脳のために運動したい・・と思いつつもなかなか運動習慣を作れずにいましたが、今回朝の保育園送迎を運動化することで、毎日無理なく運動を続けられそうです。

ちなみにこの1週間「保育園送迎の運動化」を続けてみたのですが、確かに仕事中もストレスを感じにくくなったし(耐性がついた)、集中力も上がったような。さっそく運動の効果を感じています!

こんなお手軽に脳のレベルアップを行える運動習慣、皆様も是非日常に取り入れてみてください。

それではまた明日。

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