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電車と息子の成長 好きこそものの上手なれ

一歳半の息子。まだ喋りません。

発音できる言葉は増えてきたのですが、音と概念が結びついていない。

パパを見てママといい、ママを見ながらはっぱと言う。

(息子が発音できるのは、ぱっぱ、まま、はっぱの3つだけ。くどいようですが音と概念は結びついていません)

でも今日の息子は何だか違った!

ということで、今日は息子の成長を感じた出来事と気づきを綴ります。

好きって気持ちって偉大ですね〜!

なにやら息子が発音練習をしている


今朝から息子が不思議な言葉を呟いています。しかも繰り返し繰り返し。

彼の言葉に耳を傾けてみると、

「じじしゃ・・・じじしゃ・・・」

一瞬何ことかわからずに考え込んでしまったのですが、精神を研ぎ澄まして彼の言葉を聞いていると、

『じじしゃ・・じじしゃ・・あ、でんしゃか!』

と、彼が「でんしゃ」と発音しようとしていることがわかりました。

でんしゃと発音するためにひたすら猛特訓する息子、まるで壊れたおもちゃのように、じじしゃを繰り返します。

なぜ息子が電車と言うようになったのか

しかしなぜいきなり息子はでんしゃと言うようになったのか。昨日までそれっぽい言葉すら言ったことなかったのに・・

頭の中でぐるぐるとここ数日の出来事を振り返ってみます。

暖かくなってきたので、近所の電車が見えるスポットによく行くようになった
電車が好きそうなので、お家で電車の動画をよくみるようになった
保育園のお散歩でも電車に食いついている様子が印象的なようで、保育士さんから息子と電車にまつわるエピソードをよく聞くようになった

と、言われてみれば息子×電車のエピソードがいっぱい。

なるほどここ数日で、息子の中に電車がいっぱい積み重なっていたんだな。

そんなことを思い浮かべながらも、電車を発見した時の息子の嬉しそうな顔が浮かびます。

息子はきっと電車が好きなんだ。そして電車への気持ちが、彼を掻き立てたのでしょう。

好きこそものの上手なれ

電車に対する好きという気持ち。

その気持ちは、もう恋を超えて愛レベル。今日もYouTubeの動画を見ながら、去りゆく電車に手を振ります。

そんな好きという気持ちが彼の成長を促したと思うと、

やっぱり好きなことに対しては、惜しみなく努力ができるんだな。
時には行きすぎることもあるかもだけど、止められなくなるほど好きになる気持ちって尊いな。

とじんわりアツくなります。

好きこそものの上手なれ。

シンプルですが素敵な言葉。私も今一度自分の好きを見つめなおして、精進したい!


✳︎

そんなことを考えていたら、息子が本棚にむかって「じじしゃ」を連発しています。

じじしゃ、じじしゃ…

こんなところに電車はないよ〜と笑いながら近寄ったら…宮部みゆきさんの本の背表紙に電車があった!

あれ息子、「でんしゃ」って発音できないだけでもしかして電車のことを理解してる?

電車をみながら、じじしゃを繰り返す息子に、急に成長を感じます。

好きが彼を成長させた。

その好きが、ママでもパパでもなかったのはほんの少しだけ寂しいですが、よしとしましょう!

おまけ

電車への愛に取り憑かれた息子。

アレクサで私の両親と話をしながらも、じじしゃ、じじしゃと繰り返します。

私の父はそんな息子(孫)の様子を見て、

「じじさん」って言ってくれているんだね・・と、自分のことを呼んでくれたと勘違いして涙目に。

ごめんお父さん、「じじさん」じゃなくて「でんしゃ」なの。

まだまだ彼の中でお父さんのランキングは高くないかもしれないから、ゴールデンウィークに帰省したときはめいっぱい遊んでやってね。

それではまた明日。

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