うさぎの置物を見てわんわんと言う息子に成長を感じた
一歳半の息子、まだ喋りません。
はっぱ、んまぁま(ママ)、わんわんなどそれっぽい言葉は発するのですが、物体と言葉が一致していない。
たまに一致することがあるのですが、再現性があまりありません。
同級生の男の子が「バイバイ」と言いながら手を振っているのを見て、息子はいつ喋るんだろうと気長に待つ日々。
でも本日ちょっとだけ息子の言語に対する発見があったので綴ります。
うさぎの置物を見て「わんわん」と言う息子
今日ベランダで花の水やりをやっていたときのこと。
ベランダにあったうさぎの置物を見て息子がなにやら喋っています。おっと思いつつ近寄ってみると、聞こえてきたのは「わんわん」。
動かないうさぎの置物に嬉しそうに「わんわん」と話しかけています。
思わずずっこけそうな気持ちを抑え、「わんわんじゃなくてぴょんぴょんだよ」と笑いながら息子に伝えます。
それでもうさぎの置物に向かって「わんわん」と言い続ける息子。
そんな姿を見てふと、保育士さんが教えてくれたあるエピソードを思い出したのです。
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保育士さんのエピソードはこのようなものでした。
なんとハトのことを「わんわん」と言っていた息子。
なんでもかんでも「わんわん」って言うのね…
そう思いながらもふと気づいたのは、うさぎもハトも動物であること。そして息子は植物や食べ物を見て、「わんわん」とは言わないこと。
そうか息子は小さな動物全般のことを「わんわん」と認識しているのですね。
息子は物を概念で理解し始めている
まだまだこの世界に降り立ち日が浅い息子は、出会う物一つ一つが新鮮。
犬もウサギもハトもなんだか少しずつ違うように見えるけれどもとりあえず「わんわん」で一括り。
小さな可愛いお友達=わんわん
なのです。
息子はまだ物体を一つ一つ判別する能力もないし、覚えている単語も少ない。
ですので自分なりに物体を概念化し、それに名前をつけて覚えているのでしょう。
パパにママと言う息子 その法則に気づいた
その法則に気づいた後、いろいろ思い返してみると合点がいったことがあります。
以前こちらのnoteに書いたのですが、息子はパパをみてママという。
毎回その姿に夫婦でずっこけそうになっているのですが彼の中では、
自分のことを大切にしてくれている存在 = ママ
という法則が成り立っているのではないでしょうか。
そういえば「はっぱ」も草や花束など、植物にしか言わないぞ…
ということで、
(花なども含めた)植物 = はっぱ
という法則もありそうです!
終わりに
息子は喋らないのではなく、概念で言葉を捉えている。
物体と言葉が正しくは一致していなくても、彼の中では法則が成り立っている。ものすごい発見です。
きっと概念が具体化され、そして言葉と結び付いたら見れなくなる現象なんだろうな…
ということで今だけのスペシャルな現象として、うさぎをわんわんと言う息子を、そしてこの時期を楽しみたいと思います。
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お昼ご飯を食べ終え、パパから食後のデザートの杏仁豆腐をもらっている時、パパを見つめながら満面の笑みで「んまぁま(ママ)」と言う息子。
旦那はいつものごとく悲しそうな顔をしていましたが、法則に気付いている私はなんだかほっこりです。
旦那に息子の言葉の法則を教えてあげようかな…でもまだ私だけのものにしておこうかな…
そんなことを考えていた矢先、杏仁豆腐を食べ終わった息子が一言。「あいちー(美味しい)」
そんな姿を見てなぜか少し切ない気分になった天邪鬼な富山です。
それではまた明日。
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