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保育士と保護者の負担を軽減し笑顔と会話を増やす こども施設向けICT支援システム「コドモン」

保育園に入園してから1ヶ月が経ちました。息子が通う保育園はICT化に力を入れているので、園との連絡やさまざまな手続きがとてもスムーズ。デジタルの恩恵を心から感じています。

昨年保育園見学をしたときは子供たちがzoomを使って海外の同年代の子供たちと交流していて感心したのですが、実際に通ってみて1番有難いのは、連絡帳アプリ「コドモン」の存在です。

保育園とのやりとりが全てこのアプリで完結するのです。

コドモンとは?保護者目線でのメリット

コドモンとは正式には「連絡帳アプリ」ではなく、「こども施設向けICT支援システム」です。ですが、保護者目線ではこの連絡帳機能が便利なのでまずこちらの説明を。

基本機能はこちらです。(個人情報が満載なので画像でお伝えし切れないのが残念)

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【Home】園からの連絡が一覧で確認可能(添付資料も有)
【連絡機能】朝の出席・欠席連絡、また保育日誌がアプリから送信・確認可能(いわゆる連絡帳の代替)
【カレンダー機能】保護者会や誕生日会などのイベントがカレンダーで一目瞭然
【ストア機能】保育士さんがとった息子の可愛い写真が閲覧・購入可能
【その他】資料室、成長記録、登降園記録、支払い記録など。資料室では献立表や年間行事などの資料が確認可能

このアプリのおかげで一番恩恵を感じるのが「旦那との情報共有が楽」ということです。

基本私が息子の送迎をするので、保育士さんからの連絡や資料を受けるのも私。でもアプリでも連絡が来るので、保護者会の連絡など私がハブとなって旦那に情報伝達する必要はありません。(しかも添付資料付きなので資料をなくしません)

また、子供のその日の状況や気づきなどを保育士さんの目線で伝えてくれる、いわゆる「連絡帳」の情報もアプリ上で配信されるので、旦那も夕方くらいになると連絡が来るのを楽しみにしているようです。(確認が必要な情報は「既読」にする必要があるので、我が家では連絡帳の情報を旦那と私どちらが先に「既読」にするのかを競っています)

さらにはこちらのサービス、アップルウォッチ用のアプリも提供しています。ですのでアップルウォッチで、保育園からの通知を確認することができます。連絡内容全てを確認することはできませんが、便利・・

我が家では夕ご飯の際、このコドモンアプリで連携された内容で旦那と会話が盛り上がります。園での様子が言葉だけでなく写真でも確認できるので、安心感もわきますね。

コドモンとは?保育士目線でのメリット

このサービス、先ほども述べましたが正式には「こども施設向けICT支援システム」です。

施設で働く方の負担を軽減し本来の業務に集中できるよう、長年の保育園にまつわるモヤモヤを紐解き、解決策を考えた結果の賜物だと思います。

このシステムを導入すれば・・

・保護者との連絡漏れによる意識齟齬がなくなる
職員間での連絡がスムーズになる
・手書き業務が減るので職員の負担軽減につながる
・口座引き落とし機能があるので、請求手続きや、写真購入手続きが不要となり、負担軽減かつ金銭面でのトラブルを回避することができる

など、メリットがいくつも浮かびます。保育士さんの余裕をうみ、サービス向上に活かせるというわけです。

実際息子が通う保育園でも、必要情報は電子情報でやりとりしているので対面での細かいやりとりは不要。その代わり送迎時は些細な息子の変化や発見、疑問点などざっくばらんに保育士の方とお話しでき、とてもほっこりします。保育士さんもいつも笑顔で楽しそう。
以前保育士さんが忙しそうで話しかけにくい・・という話も聞いたことがありますので、有難いなぁといつも思っています。

終わりに

このサービスを利用し続ければ、保育データがビッグデータとなり、保育の質向上にも繋がります。

「この時期は感染症でのお休みが多くなりますので体調管理に気をつけてください」「●歳児くらいになると午睡の時間がまとまってくる」など、データに基づいた、より信頼のある情報として連携できるのです。

繰り返しですがこちら、保護者目線でも保育士さん目線でも本当に有難いサービス。多くの施設で導入されることを願います。

しかし我が家今は良いですが、公立の小学校などに入学したら、プリントの山や連絡のやりとりにモヤモヤするんだろうな・・教育現場でのICT化が進んで欲しいものです。

それではまた明日。

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