友達のような夫婦でい続けるために
私は夫のことが大好きです。
付き合って10年、結婚して5年が経ちました。
「いつまでも友達みたいな夫婦でいたいな」と思いながらも、実は少し悩みがあります。
夫との夜の生活が、私にとって苦なのです…。
息子が誕生してからは、どうしても息子中心の生活に。
そんな時でも、私が本当に欲しいのは“心の触れ合い”なのに、気づけば夫に対する不満がじわじわと積もっていました。
例えば…
• 平日の家事の99%は私担当。
夫の担当は、コーヒーフィルター捨て。
• 基本帰りが遅く、帰宅後はだいたいトイレでYouTubeを観てる。
「もう少し心が通じる関係に戻りたい!」と思い、そんな自分の気持ちを深掘りしてみることに。
その一歩として読んだのが、ジョン・グレイ著『ベストパートナーになるために』です。
この本から、多くの学びを得ました。
特に印象的だったのは、「男性は精神的に迷ったり、いらだちを感じた時、自分を取り戻すために話すのを止める」という部分。
休日の夜、夫の口数が減るたびに「また殻にこもってる!」とつい会話を盛り上げようとしていました。
でも、彼がその時間に考えを整理しているのだと気づき、見守ることの大切さを学びました。
さらに学んだのは、夫婦間でのコミュニケーションの工夫。
• 「思いつきで話さない」
• 「頼まれもしないのにアドバイスしない」
• 「相手の言葉にしっかり耳を傾ける」
特に、男性は「信頼されていると感じること」が大切という点に深く納得。
余計な口出しを控え、「この人といると安心できる」と思ってもらえる存在になりたい、と改めて感じました。
また、自分の気持ちを伝える時には、間接的な表現ではなく、素直に本音を伝えることが大事だということも。そうすることで、自分自身のイライラの原因も冷静に見つめ直せるようになりました。
家族だからこそ、「察してほしい」は通用しません。だからこそ、丁寧に心を配り、思いやりと愛情を持って接することが、長く良い関係を築く鍵になると感じています。
最近、夫が会社で受けた「幸せ度調査」の結果を見る機会がありました。どの項目も平均以下というストレスフルな状況の中、一つだけ飛び抜けて良かったのが「家庭への信頼度」。
「私の努力、ちゃんと伝わってる!」と誇らしく思えました。
これからもパートナーシップを丁寧に学び、夫婦関係を大切に育んでいきたいです。