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宝箱のようなフィルムカメラの世界

久しぶりの投稿となってしまいました!
とみーです。

今回は趣味でやらせていただいているフィルムカメラの世界を恐縮ながら皆さんにお見せしたく、記事にしました。

物語をイメージし、最後の一枚まで思いを込めましたので、最後までご覧いただければ幸いです。

それでは宝箱のようなフィルムカメラの世界へ...

二輪の花

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思わず見惚れてしまう表情とピンクの花が気持ちの昂りを表現。

きっと高嶺の花なんだろうけど思わずにはいられない。

あなたと一緒にいられる日常はきっとカラフルで素敵な毎日。

そんな彩られた日々を表現しました。

淡いお花とほのかさん、とてもお似合いでお美しい...

model: 春宮ほのか

蒼穹

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僕の地元山形で撮った写真。

どこか懐かしさを感じる夏の淡さが広がる一枚。

じっとみていると深い空に吸い込まれていきそうな感覚。

幼少期はよく清流で水遊び、公園でかくれんぼと遊びまわったものです。

恋愛

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model: 平沢ねる

生きているとふと落ちることがある恋。

恋愛は楽しいことばかりじゃなくて、相手を思うが故に想いにふけることもある。

そんな一途であるが故の「恋愛」を表現した一枚。

ねるさん本当にお美しいんですよね...

今と昔の間 -新宿-

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今の新宿を撮った何気ない日常の一枚ですが...

どこか遠い昔を写したような少し不思議で懐かしい気持ちになる一枚。

きっと昔も今も新宿は活気のある街なのでしょう。

レトロなバイクがいい味を出してくれているのかもしれませんね。

夕飯までに帰ってきてね

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仕事からの帰り道に何気なく撮った一枚。

暖かくもあり儚い記憶を引き出してくれる。

幼い時夕飯だから18時くらいまでには帰ってきてと母に言われていたことをふと思い出しました。

早く帰ろう、今日の晩御飯はなんだろう?

天国の丘

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熱海旅行に行った際にとあるハーブ園の丘の上から撮った一枚。

花畑の奥にはどこまでも広がる海。

淡いピンクの花畑が美しすぎて、天国ってきっとこんな場所なんだろうなと想像していました。

僕の大好きなTBSドラマ「世界の中心で愛をさけぶ」の舞台地は静岡の松崎という港町なのですが、熱海は雰囲気が似ていてとてもお気に入りです。

父の面影を探して

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2020年5月15日、僕の父は白血病で先立ちました。
この写真は父がいつも仕事をしていた机を、葬式後に撮影した写真です。

幼少期に「ご飯ができたよ」と父を呼びに行くときにいつも見ていた光景でシャッターを切りました。

父は山形県で製材業を営んでおり、観光名所である銀山温泉の改修にも父が挽いた木が使われていることを、その温泉に入りながら自慢げに話していたのを覚えています。

多くの大工さんや地元の皆さんに愛され、葬式では200名以上に参列いただき、本人も「製材業は俺の天職だった」と病床で話していたのを覚えています。

しかし、全てが順風満帆というわけではなく、僕が小さい頃は昼夜、土日関係なく働き尽くめの姿や、お金の払いが滞っているお客さんに自ら請求に行き、悔しさを滲ませた背中も見てきました。

そんな父のおかげで、僕は大学院まで行かせていただき、父が白血病になった2019年3月に修士課程を修了し、同年4月から社会人を初めて3年目となりました。

この写真を改めて見ると、父が常に携帯していたメジャーや愛用していたペン、伝票を書くスペースも開けて綺麗に整頓されており、いつでも仕事が始められる状態になっています。

ただ、この机にライトが灯ることはなく、父だけが何故かいない不思議な感覚に陥ります。

僕はこの写真に父の面影を探すとともに、生前の大きな背中を見習い、誠実で皆に愛される人になりたいと強く決意しました。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事を読んでいただいているあなたもぜひカメラを持って一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

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