広報講座・基礎
Marbleスクールにて広報の基礎を学びました。
講師は、ふたり広報代表のあいさん。
広報のコの字もわかっておらず、まだまだ消化途中です。もっと消化しきってから……と完璧主義が発動しかけたところで、我に返りました。
いったんここまでの学びを記録します。
広報とは?
一言でいうと、企業にとって大切な人との、キャッチボール。顧客、従業員、社会、メディア、企業(B to B,IR)……といった多くのステークホルダーがいます。
理想を描き、現状とのギャップを埋める仕事なので、コーチングに近いです。
主に2つのスキルが必要で、
1.好きなものを広報するスキル
2.広報依頼を受けたものを好きになるスキル
とのこと。これはあらゆる仕事に共通しますよね。
広告となにが違うのか
生きていると「広告」というワードのほうをよく聞きませんか。「広報」となると、わたしは社内報やタウン誌が浮かぶくらいでした。
まず、広告とは主観的な手法のことだそうです。一つの特徴は「連呼」。CMが何度も流れたりしますよね。マーケティング要素もあるため、「一方通行」であることも特徴です。
効果測定しやすいものの、お客様から信頼されるかは微妙なところ。お金を出せば誰でもできるからです。
一方で、広報/PRは、客観的な手法です。特徴は「口コミ」。SNSが生活に根付いてからは、口コミ頼りの購買が当たり前になったのではないでしょうか。ブランディングもでき、他との「差別化」が行えるのも特徴です。
効果測定はしにくいですが、お客様からの信頼を獲得しやすいです。
広報/PRの実務
具体的な実務範囲はとても幅広く、書ききれません。例えばメディアを対象にした広報であれば、戦略策定、プレスリリース、メディアの選定やアポ取り、問い合わせ対応、効果測定……と(もっとあります)、本当にいろいろとありました。
広報コンテンツもかなり多かったです……!!プレスリリースやオウンドメディアなど、用語は知っていても、具体的にどんな取り組みをしているのかは、今回初めて知りました。
企業のnoteを運営、SNS運用代行、対価を払って記事を書く提案をする、WEBサイト制作、社内報作成、インフルエンサーとの共同イベント企画……
場所や手法、関わる人など、活動の広さが伝わってきました。
ただ、どれも初めから完璧にできるものではなく、あいさん自身もその都度学んでいったそう。
活躍している人を見ると、一気に階段をかけあがったと思いがちです。でも必ず、地道な積み重ねがあるものですよね。
4つのメディア
広報の仕事相手としては大きく3つで、社内、社外、メディアです。うち、メディアには4つの種類があります(PESOモデルと言われます)。
このうち広報が関与していけるのは、「P:ペイドメディア」と、「O:オウンドメディア」です。
オウンドメディアを使う際は、経営者や社長など代表とやり取りすることも多いそうです。忙しい方ばかりなので、相手をよく知る&関係者とも関係を作っておくことが大事。
上の承認がほしいけれどメールやチャットが返ってこない……という経験がありませんか?フリーランスでも会社員でもそこは同じだなと思いました。
ちなみに最近は、ステークホルダー向けにオープン社内報を作るトレンドがあるそうです。
広報の働き方
3つ紹介されていました。
PR会社のカオスマップは初めて見ました。
マップから気になる会社を検索し、オウンドメディアをのぞいてみると……トンマナや記事のタイプ、メディアの方向性を確認している自分がいました。
「Marbleの最初の頃に受けた、ライター講座が活きているなあ」とうれしくなりましたね。
個人的には、講座の中で少し話題に出てきた「書籍広報」が気になりました。作家単位でなく書籍単位で広報するそうです。作家さんが行うものをサポートすることもあると聞き、確かになあと事例がいろいろと浮かびました。
to Bの話が多く、消化しきれないところもたくさんありましたので、少しずつ学んで慣れていきたいと思います!