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[E]イメージのギャップに打ち勝つためには


以前書いた「暗黙の了解…」にもよく似ていますが、もう少しこの件について掘り下げてみようと思います。それも今ちょうど、自分の立ち位置に悩んでいたため、整理するための手段として綴っていきます。

改めて、私は今専門学生なのですが一応社会人経験7年目の歳です。(それなりに会社に勤めて、いろいろ経験してきたつもりです。)専門学生の中には、社会人経験あり:経験なし=3:7の生徒の方々と、自分の目標や就職に向かい合いながら多くの時間を共にしています。


見た目と中身が一致しない

コナンくんほどではありませんが。これは学校に限らずで、私は声を出さずいれば、9割の確率で実年齢より下に見られます。つまり、そういった場所に(学校やアルバイト先)初めて出向いて会話をすると、大抵タメ口で話を進められるのです。

別にいいんです。だからといって嫌な気持ちになるとか、腹が立つとかではなく歳下に見られるということは、まだ肌も衰えていない!とポジティブに捉えられるので。そのように自分を高めておきながらも25を超えると正直厳しいなぁ、という現実にも襲われています。しかし、年齢とのギャップには打ち勝てません。



年齢詐称せざるを得なくなる

私の課題点でもありますが、(相手が歳下だと分かっている上で)最初からタメ口で話を進められると、どういうスタンスで自分が相手と話を進めていけば良いのか分からないのです。このまま相手の思う年齢のまま会話を進めていけば良いのか、(そうすると年齢詐称になってしまう。)はっきり「私は25歳です!」と自らパーソナルな部分をさらけ出していくのか。しかしそんなことしたら「私はあなたより年上です!敬ってください!」という意味にも捉えられかねないですし。

結末としては、なんとなくで相手に察してもらい(結局は話しているうちにバレる。)却って気を遣わせてしまいます。



次世代の自己紹介の方法を考えてみる

これはあくまで実現しようのない理想です。就職活動する際、最初に人事担当の方に自分の履歴書を見てもらうように、学校や新しい職場でも初めましての人には、それぞれパーソナル名刺を渡す決まりがあれば、お互いぎこちなくなることもないのに、と不毛な考えが過ぎりました。

もしくはデスノートに出てくる死神のレムが人の寿命を見透かせるように、地球上の全ての人は、互いに目があった瞬間相手の年齢が分かる能力を持ち合わせていたら良いのに、と考えてみたりしました。(頭上にARで表示されるイメージ。)



イメージを植え付けないためにも

そもそも相手の年齢や経歴なんて知る必要あるの?という考えもありますし、興味なければ相手のことを聞く必要もないとは思います。しかし皆それぞれ相手に対する勝手なイメージがついてしまうと、そのイメージをひっくり返すのってなかなか難しいと思うのです。これから多くの時間を共に過ごすのであれば円滑にコミュニケーションを取りたいと思うものです。

良いギャップであれば自分にとってプラスですが、逆であればマイナスでしかありません。人に対するイメージの植え付けって怖いです。だから私は予め、相手のある程度の人となりを知っておきたいと思います。



理想とプライドが原因ではないか

これらを以って、私はきっと理想やプライドが高いのだと気付きました。私には、周りが思う理想の25歳像というものがあって、せめて10代の子にはある程度大人に見られたいし、頼られる人でありたいのです。歳下の子には能力面でも経済面でも負けたくない!という変な負けず嫌いがあるのも本音です。

元々の長女気質という点においては、小学生の頃から9歳下の弟の面倒を見てきたという環境からきています。しかし実際にはリーダーよりサブリーダーが向いているタイプです。「私の言う通りにすれば良くなるよ!」と言うよりも、「ここはこうする方が何か違うものが見えてくるかも?」と言うタイプ。つまり、理想やプライドはあるのにリーダー気質に乏しいという点が難点です。



歳が若く見られる原因を考えてみると

私の歳が実年齢より下に見られてしまう原因を、自分なりに分析してみました。(無駄な時間。)それは、化粧がナチュラルであること・前髪があること・顔のパーツが小さいこと(鼻が低い・目が小さいなど)・相手に下手に出てしまうところです。(これらは全ての人に当てはまるわけではありません。個人的見解です。)

顔の作りが多くを占めていますが、顔だけではなく下手に出てしまう、という点は、上下関係が厳しい会社の元で、先輩や歳上の方に対してそのような態度が身に付いてしまったからではないかと考えます。そういった過去から、初対面の方にもそういった雰囲気を無意識に醸し出しているのではないかと。



歳相応に見られるためには

1、声と口調

見た目と中身が一致しないという部分にもあるように、私は声や口調は少し低めではきはき話すようにしています。前職のとある方で例に挙げると、同じ歳だけど声がアニメでよく聴く、いかにも女の子!という声をされている方がいらっしゃいました。その方は陰で後輩から、「アホっぽく幼い」と言われていました。(今だから言える話…。)私と同じように、その方は見た目ももちろん若く見られるタイプに当てはまりますが、声でさらに幼いというイメージを持たれてしまっていたのです。

そういった実例でもあるように、声だけでそのような嫌なイメージを持たれてしまっては自分にとっては損でしかないです。語彙力でカバーできればいい話ですが、声色や話し方だけでも意識しなければいけないなあと感じた体験でした。

2、服装

また、服装はカジュアルすぎないようにしています。ジーンズを履くのであれば、靴はスニーカーではなくパンプスにしたり、トップスはTシャツよりブラウスを選ぶなど。TPOに合わせた服装であれば、何を着るのも自由ですが、服装には気を遣い、歳相応に見てもらう点においても意識している部分です。

3、堂々とする(ある程度構える)

それこそ、「私は歳上だぞ!」と態度や言葉でアピールするのではなく、自分を構えることで、落ち着きを持って接することを心がけています。ここで言う落ち着きとは、会話をする際に会話の主導権を握って相手が話しやすい雰囲気を作ったり、質問を投げることで自分から相手に興味を示し、相手の気持ちや会話を引き出していくということです。

どの立場でもできることではありますが、特に歳上に対して気を遣う性格の方には威圧的な態度を取られると、一瞬で心の壁ができてしまうので、態度には気を付けるようにしています。相手の年齢が分からなければより警戒心も生まれるでしょう。



まとめ:結局は意味のない悩みである

きっと自分が最初から歳相応に見られていれば、別に悩む必要もない問題です。しかし新しい環境で仕事をしたり、この歳で学校へ通い歳下の方と同級生になる機会ができると、こういった年齢について考えるきっかけが生まれます。もっと言うと、世間体を気にする人間からしたら永遠の課題なのだと思います。

これはきっと私が、年齢は関係ない!と思う価値観を持つ反面、やはりどこかで気にしていて、周りの方も同じように考える人はいる...と、どちらにせよ気にしてしまうという話です。この結論は、タイトルの通り、イメージとギャップに打ち勝つことは難しいということです。

本音の本音を言えば、年齢関係なくお互い敬いながら会話をすることが私の望むコミュニケーションです。



最後まで読んでいただき大変恐縮です。堅苦しい記事が多いですが今後も前向きな記事を書いていきますのでどうぞご贔屓にお願い致します🤲🏻少しでもあなたがプラス思考へ導けるよう私もサポートさせてください。