産業大都市で育ったゆえの苦悩

僕は愛知県の車産業が盛んな都市で育った(生まれたのは名古屋市であるが)。

生活していく分に関しては都会過ぎず田舎過ぎず丁度良い塩梅なのだが・・・

父親は会社に殺された

父は2008年11月末日に癌で他界した。それ以前に胃潰瘍も患っていた。自動車部品工場で大手だったので定年内は休職と言う形でなんとか在籍はできたようだが。

僕が学生のころから父親を見ていて、この産業には絶対雇用されたくないと思って、大学は建築学科を目指して勉強していた。

車は乗って動いて壊れなければいい

そのような思いがあり、僕の自家用車は他社を選んで買っている。正直いざというときに壊れず、燃費が良く、ランニングコストが抑えればいい。カーナビもドライブレコーダーも要らない。

僕の中でドライブに大切なのは行先での出会いや体験なのだ。

それでもどうしても働かないといけない現実

僕は人生で2回鬱が原因で職について無い時期があった。1度目はITの勉強をしてIT業界に就職できたが、2度目のリーマンショック直後は治療期間が長引いたこともありそうそう簡単に再転職が出来なかった。やもを得なく某派遣会社に登録したのだが・・・

拒否できない残業。夜勤でロボットのようなルーチンワーク。薬品で被れる皮膚。腰痛になる。奴隷扱い。自身の身体にマッチしないスピード。

当時の派遣会社のマネージャもいい加減だったな。

薬品の被れは最悪自分で保護クリームを調達しようとした。しかしマネージャが用意すると言い出した、が!、「用意できませんでした。」

違うだろ、ハナッから購入しようとする意志がなかっただろ。201X年なら充分ネットで探せば買えます。やる気が無いのにやるっていう人間なんて(日本にコンプライアンス遵守という利権者だけが得する悪しき風習がなければ)最低1発くらい・・・したかったところだ。

東京の仕事は愛知では出来ないとは思えない。

リモートワークという技術が発展している。愛知での勤務は相変わらず車産業のプロジェクトしか存在しない、と言い切ってもいい状況。

東京や大阪でもやっているECサイト・観光業等愛知で出来ないとは思えない。

言語に関しても.NetFramework言語・Javaの案件しかない。

PHP・Python・GAS・Nocodeという技術もある。ただ案件は愛知はほぼゼロだ。機会損失も甚だしいよね。

まとめ

DX時代、最低限のインフラさえ整っていれば、どこであっても業務が出来るべきである。そういった業種・業務に誰もがありつける社会であってほしい。

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