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【整体的くらし 002】 でも私は体操をする

スリランカに到着したのは8/24(木)の夕方。出国前の準備のバタバタでの寝不足、成田に前泊のためせっかくなら東京で用事を作って1日動き回る、結局、成田のホテルについたのは日が変わってから、翌朝のフライトで、調子に乗ってウィスキーを頼むと、ドボドボドボと大量にサービスしてくれた(汗)、それを調子に乗って半分以上飲み、結局、頭痛に見舞われる。飛行機で軽く嘔吐。これらが出国の時の様子。ちなみに、福岡を出る前の日は、子供たちと一緒に、近所のプールへ。お父さん的頑張りとしばらく不在にする妻への罪滅ぼし的な行動。

さて、スリランカに到着した翌朝は、6時過ぎに目が覚めたので、せっかくならと、近くを歩き、いつものグランドへ。そこでラジオ体操。まだ、昨日の飛行機での頭痛が、頭の奥によっとだけこびりついているが、久々のスリランカの朝に楽しく体操。

私は、どこにいっても、ラジオ体操をする。家でも職場でも、旅先でも。といっても、毎日というわけではない。できるときに、やりたいときにやる。
私のラジオ体操は、それなりの時間を使ってやる。主に「第一」なのだけど、これに30-40分かかる。体をじわーっと動かしたり、のばしたいところがあると、止めて、そこをじっくり伸ばしたり。

途中で、「側腹をつまむ」を入れるようにしている。すると、あくびが出てくる。あくびが出てくるとシメシメ。ゆるめ、ゆるめ、私の体さま。側腹(そくふく)とは、ようはわき腹のこと。左右、それぞれ3か所ずつ。つまんで、引っ張って、ジリジリジリ。痛いけど、これをやると、「首の痛いとこ」が分かる。つながってるのが分かる。内側の筋(すじ)たちが、ゴキゴキ・パキパキと音を立てる。ゆるめ、ゆるめ、私のスジたちよ。

ちなみに、整体では、「体を緩める(ゆるめる)」ことを基本とする。これは、筋肉をつけて体を強化していくのとは逆方向の考え方のように感じる。腰を痛めたのは2013年ごろ。金沢大学の研究院時代。そのころに整体に出会った。最初は、整体の先生の操法(そうほう)を受けても、「??なんだったのだろう。なんかされたのだろうか。よくなるのだろうか」てな感じだった。「腰が痛いのは、腹筋と背筋が弱いから、それを強化しないと治らないんじゃないだろうか」と、なんとなく考えたりしてた。

でも、今は「緩める方が大事」なのがちょっとだけ分かってきた気がする。子供の身体は柔らかい。それが理想。うちの次男は5歳。とても柔らかい身体をしている。うらやましい。というか、身体の師匠だ。おまけに、幼稚園では「リズム」と呼ばれる毎日の運動で、身体の色々な部分をくまなく、全体的に使っている。これはすごい。真似できんけど。

というわけで、理想的には、日々、整体の先生に習ったことを実践するべし、ということなのだけど、それを取り入れつつも、「ラジオ体操」が基本的な私の行動様式に染みついているようなのだった。ちなみに、小学校の時のラジオ体操は、あんまり真面目には参加してなかった。

あとは、パソコン作業とか、職場での空き時間とかに、いかに身体をのばす、ゆるめる、動作を取り入れるか、なのだけど、これはなかなか、今後の課題。ラジオ体操で1時間近くかかると、なかなか腰が重くなる。。。

でも先生、側腹をつまむのは、本気でやってますよ!

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