Tomiyoshi Mitsuyuki(冨吉 満之)

福岡の久留米大学にて教員をしています。 https://tomiyoshiseminar.wixsite.com/site

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マガジン

  • スリランカ滞在記

    2022年の6月からスリランカに初めて滞在。経済危機下のスリランカで暮らしたことについて、書いていきます。

最近の記事

【スリランカ短信】大統領選2024

メモ。スリランカ大統領選挙。2024/09/21 実施。 アヌラ・クマーラ・ディサーナーヤカ氏(55)が勝利。  Anura Kumara Dissanayake අනුර කුමාර දිසානායක  野党・国民の力(NPP)/人民解放戦線(JVP)党首   ※タイトル画像は、DailyMirror のサイトより引用。 スリランカの大統領選挙では、有権者は「第1希望~第3希望」までを投票するらしい。とてもユニーク(他を知らないが)。投票率76%。 今回、海外研修という

    • スリランカ滞在記006 停電のこと

      この記事をかいている2024年2月は、スリランカの電力事情はある程度、落ち着いているとは思う。ただ、私が滞在していた2022年6月~8月ごろは、「計画停電」(?)という名の停電が、毎日のように起こっていた。現地では「パワーカット(power cut)」というように呼ばれていた。電力会社のホームページを見ると、地方ごと、地域ごとの停電の時間などが書いているのだが、外国人の私から見ると、よく分からない。現地の人に聞いても、よく分からない。結果として、予期せぬ時に停電が来る。昼でも

      • 11/11(土) 土井善晴氏のゲスト講義 環境科学の授業にて。今年からテキストを「一汁一菜でよいという提案」にしてて、著者の土井氏にお越しいただけることに。沢山の刺激と宿題をいただきました。 https://www.kurume-u.ac.jp/faculty/topics/654ee291b15145ba61071b0e/

        • 「支援」を考える。

          食品配布をしている団体の動画広告を見た。 困窮世帯への「食料配布」そのものは、短期的にみると、大切な取り組みだと思う。そういう団体に寄付することが、支援につながる、ということも理解できる。 でも、その動画広告の「何が配布されているか」を見て、なんとなく引っかかった。ペットボトルのジュース、レトルト食品、缶詰、などなど。個々のメーカーがどうこう、ではないが、巨大な食品市場、グローバルフードシステムに組み込まれた「食品」を配布することは、どうも、そっちの勢力を増強し、補助金とか

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        • スリランカ滞在記
          7本

        記事

          2023_ゼミ、教育、講義の記録

          ★231206更新★ 231130木、地域農業論II  ゲスト 市橋寛久 氏 株式会社 グリラス 生産技術部長。タンパク質危機、畜産と環境汚染、「コオロギ食」の話を現場の経験も交えてお話頂く。相変わらず、鋭い切れ味のお話に感心。 今年の初頭にコオロギ食が「炎上」してた話をきき、焚き付けたYoutuberや、オンラインサロン界隈の人達の言動に腹が立った。炎上商法で真面目にやってる人を巻き込まないでくれ。 ともあれ、講義後の学生の反応は、極めてまともだった。感想文も。それが救い

          2023_ゼミ、教育、講義の記録

          スリランカ滞在記005 バスの旅。

          コロンボから、サバラガムワ大学のあるベリフロヤの町に行くとき、 #99 のバスを利用することになる。 本当は、ACバスでゆったり行きたいのだけど、ペター、コロンボフォートのバスターミナルに行くと、「今日はネー(ない)」との返事。やれやれ。やっぱり、99に乗るしかないか。。。タランガさんにお願いできたらいいのだけど、今回は時間的にしゃあない。 2023/09/03(日)12:30ごろ。友達のシェリーと共に、99番に乗り込む。コロンボからパンバヒンナまで、850ルピーくらい。

          スリランカ滞在記005 バスの旅。

          【整体的くらし 002】 でも私は体操をする

          スリランカに到着したのは8/24(木)の夕方。出国前の準備のバタバタでの寝不足、成田に前泊のためせっかくなら東京で用事を作って1日動き回る、結局、成田のホテルについたのは日が変わってから、翌朝のフライトで、調子に乗ってウィスキーを頼むと、ドボドボドボと大量にサービスしてくれた(汗)、それを調子に乗って半分以上飲み、結局、頭痛に見舞われる。飛行機で軽く嘔吐。これらが出国の時の様子。ちなみに、福岡を出る前の日は、子供たちと一緒に、近所のプールへ。お父さん的頑張りとしばらく不在にす

          【整体的くらし 002】 でも私は体操をする

          スリランカ滞在記004 病気・病院

          今年の3月に、一旦、スリランカを出て日本に帰国。4月からは通常通りの久留米大学での授業。久しぶりの日本での授業はとても新鮮だった。それは別に書くとして、前期の授業と採点を終えて、先週から再びスリランカに来ている。 今回は2週間ちょっとの短期滞在。さぁ、色んなところを回るぞ!と思ってたら、コッテ滞在3日目の朝から頭痛と体調不良。 2023/08/26の朝。熱が出てる気がする。最初は、Panadolという市販薬(バファリンみたいなやつ)を、お寺の方から頂いて飲む。飲んで、寝る

          スリランカ滞在記004 病気・病院

          ちなみに、後期の環境科学II(b)のテキストは、前期と同様、『一汁一菜でよいという提案』です。今年度は、前期にaクラス、後期にbクラスと分けたので、これまでと違った授業になりそうです。

          ちなみに、後期の環境科学II(b)のテキストは、前期と同様、『一汁一菜でよいという提案』です。今年度は、前期にaクラス、後期にbクラスと分けたので、これまでと違った授業になりそうです。

          後期の「環境科学II(b)」のゲスト講義が決まる。フフフ、キターーーーー!!!夢にまで見たあの方に、ゲストに来ていただけるとは!!ドキドキ。ワクワク。毎年全力でやってますが、この日だけは特別な日になりそうです。詳細は、後期の授業が始まってからとなりますが、とても楽しみです。

          後期の「環境科学II(b)」のゲスト講義が決まる。フフフ、キターーーーー!!!夢にまで見たあの方に、ゲストに来ていただけるとは!!ドキドキ。ワクワク。毎年全力でやってますが、この日だけは特別な日になりそうです。詳細は、後期の授業が始まってからとなりますが、とても楽しみです。

          【スリランカ的0001】和風パリプー、キターー!!スリランカにいる時に、よく作ってたパリプー。帰国して、初めての作。むぎわらFARMの黒ぽんを添えて。

          【スリランカ的0001】和風パリプー、キターー!!スリランカにいる時に、よく作ってたパリプー。帰国して、初めての作。むぎわらFARMの黒ぽんを添えて。

          【整体的くらし 001】糖断ち(とうたち)

          金沢時代に腰を痛めて以来、整体に月一回ほどお世話になっている。 マッサージではなく、自分で自分の身体を整えていく、そのためのやり方を学ぶ。でも、「ついつい」怠ける。 今回は、砂糖を控える「糖断ち(とうたち)」。昨日は挫折。。。 そこで、今日から改めて3日間を目標にする。 朝ご飯は家でご飯とみそ汁(・納豆)。昼ご飯は自分で「詰めた」弁当(作った訳ではないけど、自分で詰めると、なんか気分が変わる。)。 さて、おやつ。職場の売店、コンビニには、砂糖が入ってないものなど、ほぼ皆無

          【整体的くらし 001】糖断ち(とうたち)

          【ゼミ・授業関連】アクティブ・プログラム『弁当の日』 大学HPで記事にして頂きました。 https://do-my-best-kurume-u.dev.bh-check.jp/letter/extracurricular-activities/649a88c5fee1f1542159decd/

          【ゼミ・授業関連】アクティブ・プログラム『弁当の日』 大学HPで記事にして頂きました。 https://do-my-best-kurume-u.dev.bh-check.jp/letter/extracurricular-activities/649a88c5fee1f1542159decd/

          スリランカ滞在記003

          スリランカでは、年に2回とか、普通に田植えが行われている。(常夏に近い気候だから)。手で植えている所も多いのだろう。バナナの木、ココナツの木が、田んぼの横とか中に生えている景色。 スリランカの風景の「原型」がどういうものかは、よく分からない。何度も植民地になった経験を経て、それぞれの支配国の影響を受けて形成された景観も、またスリランカの風景。それでも、清濁あわせのみ、ひょうひょうとたくましく暮らす人たち。そういう部分を私は垣間見てきたと思う。 日本に帰ってきて感じたことは

          片付け、掃除、心地よさ

          部屋が散らかっている。机の上に書類が積まれている。家のラックの上に封筒や紙がたまっている。図書館の本を返しそびれて、延滞になっている。   お掃除の要諦は「徹底的にやってはいけない」ということです。   とりあえず「足元のゴミを拾う」ことで満足する。    内田樹『日本辺境論』p5 書く、出す時間をつくる。 「邪気を吐く」(野口晴哉) 簡素な暮らしを心がける。 情報の渦に巻き込まれているのは、自分も例外ではない。 夜のモヤモヤ。何かが足りない。もっと食べたい。テレビ、ビ

          片付け、掃除、心地よさ

          スリランカ滞在記002

           シンハラ語の静夏先生とお話ししていて、「せっかくの長期滞在の経験は色んな人が知りたいはず。」という言葉に勇気を頂き、書くことにしたこの「滞在記」。ようやく第二弾です。  2022年の11月ごろに書いた記事。私自身が同年6月に渡航してから5か月ほどが過ぎ、ようやく、右と左が分かるようになってきた時期です。6~7月の(政治的)カオスな時期を経験し、8月下旬ごろになると、ようやく少し落ち着いてきそうな気配がしたので、家族を呼び寄せることに。10月に一時帰国して、妻と息子2人と一緒