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初めての富士山登頂【1日目】

いつかは登ってみたかった日本一高い山、富士山。

20代最後の年を迎える前に叶えてきました。
僕のバケットリスト(人生でやりたいこと)の一つでした。
去年はフルマラソンを完走し、今年は富士山と年初から決めていました。

ただ、一人で行くのはちょっと気が引ける・・・
一緒に行ってくれる仲間を探していたところ、職場の同期や後輩が興味を持ってくれました。
ただ彼らも登山初心者。

僕も低い山は登ったことあったけど、いずれも登山経験のある友達と登っていたので、ほとんど人任せにしていました(笑)

だから今回も、登山経験のある人と行きたいなと内心は思っていましたが、彼らが本気で行きたいと言ってくれていたので、初心者3人で一から調べながら登るのも
楽しいか!と思い直し、このメンバーで行くことに決めました。

本来なら、富士山に登る前に、低い山で3人で練習した方が良かったのですが、日程が合わずぶっつけ本番!

1日目

富士山の登山は7月から9月がシーズン。
五合目まではマイカー規制が行われており、富士急ハイランド近くの富士山パーキングに車を停めて、バスで五合目まで移動。

五合目に到着すると登山者や観光客でごった返していました。

富士山の五合目で標高が2,400mと既に高いので、気圧に慣れるために昼食をとりながら1時間ほど休憩。

そして宿のある、本八号目に向けて出発しました。

五合目から六合目にかけてはアップダウンがありつつも、ほとんどが上り坂。
早くも汗をかきながら休憩を挟みつつ、40分ほどで六号目に着きました。

六号目からは、上り坂の角度が思っていたより急で本当にたどり着けるのか・・・と不安になるほどでしたw

僕ら3人は初心者なので、ペースなど分からず歩いていたら、経験されてる登山者に、「もっとゆっくりでいいよ」と声かけてくださったんです。
なんと優しい・・・

早めの段階で声かけていただいたことに感謝。
ほんとにずっと上り坂だし、岩場を登るような場面もありました。

ペースを落としていなかったら、早い段階でバテて高山病になっていたかもしれませんでした。
3人とも標高が高くなるにつれ、頭痛に悩まされました。ただ痛くても宿までは登るしかない。
こまめに休憩をとりながら進んでいったんです。

すると七合目手前あたりで、子どもたちとすれ違いました。
おそらく5歳くらいの園児たち。
こんな小さな子でもここまで登るのか!!!と驚いたし、この子達には負けてられない!と、逆に元気をもらいました(笑)
また、親子で登る様子も見られ、将来は自分の子どもと登ってみたいなぁとも思う機会もありました。

結局4時間半ほどかけて、16時頃に宿までたどり着くことができました。

夜ご飯を食べてからは、すぐ寝るのではなく1時間ほど休んでおかないと、お腹の中で逆流するなどで高山病になりやすかったり嘔吐の原因にもなるとのことでした。無知だとほんとに怖いです。

宿の布団は羽毛布団でフッカフカ!
そして3人1部屋の個室なので安心して休むことができました。
多くの宿では、寝袋で知らない人と川の字で寝るらしいので、宿選びは予約開始直前から下調べしておくことをお勧めします。

そんなこんなで、1日目が終了。
2日目については、明日描こうと思います。


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