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7年目のベンチャーで後から入ったデザイナーの自分が役員になった理由

こんにちは!
株式会社BLAMのデザイナーのひらやまです。
実は、2021/6/1から株式会社BLAMの執行役員に就任しました!
(実感は湧いていませんが、、!)
今回は、なぜBLAMで執行役員になったのか、なれたのかを紐解いていこうと思います。
デザインが経営に入るとよいと言われていて数年。
デザイナーとして何ができるだろう?を考えている方や、好きな会社にもっと貢献をしたい!な方にぜひ読んでいただきたいです。

ひらやまってなに?

みんなの都合や便利のために区切りとしては、
私はUX領域を得意としたデザイナーです。
(基本的にどこでも何でもやるのが楽しいので区切るつもりはない)

株式会社BLAM(2021年6月時点)

・プロダクト本部クリエイティブ部の部長
・デジタルソリューション部の部長
・新陳代謝プロジェクトオーナー
・カイコクブランド&UX責任者
・カイコク広報&コミュニティ担当
をやっており、この度執行役員に就任しました。

※新陳代謝は現BLAMでの社内向けブランドコンセプトです

そして、昔からとても飽き性かつ、
情報がバラバラになっているものを
頭の中であてはめると喜びを感じるパズル型人間でして、
同時並行で進めるのが性に合いますので下記も行っています。
(パズルゲームで全国1位になったのは誇り)

+複業
・株式会社SHEのマーケ寄りのUX改善&コーダー
・ECサイト立ち上げ〜運用(つまり全部)
・やりたいことLISTのアプリ
・アート系のサービス(デザイン)

+美術大学生
後述しますが、生きていくにあたり絵が必須条件で、
描きたい作品があるため技術をつけるため、
通信制の美術大学の2年生でもあります。
(単位やばい)

経営陣に女性がいると安心するという意見も聞いたので、
区切りとしては女性です。
愛方(痛)のねこ・なずながいて、
何かとマイノリティな人生を過ごしています。

そのほかのわたしのハタラクに関してはこちら...

株式会社BLAMって?

株式会社BLAMはマーケティング支援事業と、「カイコク」というハタラク支援サービス(複業・副業・転職マッチング)の運営をしている会社です。

※ハタラク...BLAMの考える”ハタラク”とは、
自分らしい働き方ができるような状態であり、役務にとどまらない働き方を指します。

今後ハタラク人が幸せになるように、どちらも拡大強力拡大強力という感じです!

そんなBLAMでは、もともとフリーランスで働いていたのですが、ひょんなことから入社することに。
詳しくはこちら⏬


そこからさらに役員になったのは、自分の大切なものが尊重される会社だから、この会社が世に広まるとハタラクことが幸せになる社会が来ると思ったからです。
もしかしたらわたしみたいに生きづらい価値観を持つ人がいるかもしれないので、わたしがハタラク上で大事な3つとBLAMの共通点を掘り下げてみます。

ハタラクで大事にしているものその1.時間

義務教育期間中まで、いろいろあり、死にたいなと思うことが180回くらいはあったのですが、『笑っていいとも! 』でタモリさんが、「幼少期に苦労した人は時間の有限をわかっていて使い方がうまい。」的なことを話していました。
その時から、時間の使い方を今から意識できていることが私の強みなんだ、この生き方でよかったと思えるようになりました。
無駄にする時間を削ぎ落とすことが時間を大切にしているわけではなく、今のこの年齢この時期この場所の私ができることを考えて実行することがいい時間の過ごし方だと考えています。

代表の杉生の話でもよくあるのですが、時間は誰もが平等かつ有限である、それをいかに幸せにさせるかを実現するのがBLAMであると話していて、深く共感したのを覚えています。
ここを大事にする限り、わたしはBLAMのことを好きでいられるなと思いました。

ハタラクで大事にしているものその2.動物

わたしは、性別や国、人間と他生物の比較からの分別がものすごーく苦手です。
大好きな男性の親友もいるし、女性ですが結婚も出産も興味がありませんし、そもそも性別で意識されること・わけること・自分が女性と認識することがすごく苦手です。
ずっと日本に住むつもりも全然なく、スウェーデンに行きたいと1on1の度にしつこく伝えています。
救いの手は小さい頃暮らしていたインコや鶏の鳥類の方々だったし、長年の不眠症から救ってくれたのはねこの「なずたん」です。

BLAMは、性別での区別や差別もなく、動物と暮らしている人や日本だけでない人(私も元々国籍違う)も多く、理解ができる人たちが多いです。
そういうこだわりのなさ?器の大きさ?バイアスがかかりづらい?この環境が心地よくて、わたしの働きやすさに直結しています。

最近は、特に知らなかった当たり前にある差別をできるだけ気づけるよう自分が積極的に知識をとれるようにしています。

ハタラクで大事にしているものその3.絵

小さい頃から、絵の世界だけはわたしのもの状態でした。
絵以外は、全部絵のために存在する経験なので、なんでも受け入れてできますし、ちょっとネタになりそうな感情を優先して危険な目にもあいました。(やばすぎ)
そういった理由から経験中毒なのもあり、BLAMは何でもやってみたい!に覚悟を感じると挑戦させてもらえる心意気と環境があります。
また、絵の時間だけは確保したいのでBLAMでいうハタラクに誰よりも共感していると言えるのと、思いだけじゃなく行動として学校に行くためにお休みもできています。

役員までなる必要あったの?

自分の好きな働き方も実現できていて楽しい、わざわざ責任を持つ必要がなぜあったのか。
それは、わたしレベルで楽しい状況を実現できている→けれど、わたしレベルで楽しんでいる人は社内外含め、まだ少ないのかも→増やしていかないとこれ以上楽しめないかも→それってつまんないな、と思ったからです。
(究極の自己中は人のために動ける!)


というのはそのうち思うことで、最初は、
どうせ会社勤めるなら役員ってなんかかっけーなwです!

もちろんそんな考えは透けて見えるため、代表に早めに役員なってみたい!って話したら、まだ足りぬ、ただその心意気は認めよう(当然&優しい)...と言われました。何が足りないのか?すらもわからなかったので、まずは勉強しようとなりました。

どうやって役員になったの?

今まで自分の部の周りしか見えていなかったものを勉強していくとどんどん隙間が見えてきました。

・仕事だけでハタラク時間終わっている可能性高い
・自己肯定感・自己効力感低い
・サービスへの想いがバラバラ
・言葉が散乱されていて何が大事かわかりづらい
・文化の浸透度が人それぞれすぎる

その原因は下記であることがわかってきたのです。

1.デザイン力弱し
→ デザインはビジュアルだけでなく、言葉や雰囲気さまざまの伝わる力が社内に少なかった。

2.ブランド力弱し

→ 価格競争の負のスパイラルに陥りやすく時間をかけることしか方法がなくなっていき、その割には評価が正当でないため自己肯定感低くなるのでは。

今、その隙間に気付きそれを解決するのはわたしやん(なんたってデザイナーで入社したし!)となり、行動に移していった結果、今があるのかなと思いました。

自分が見える環境を変える編

やったことはさまざまなのですが、例えばこちらのカイコクリニューアル⏬

何が大変かというと今あるものの隙間(いわゆる課題)を隙間だ!と言うと、抵抗を感じるのが人間...
なので、新しい言葉や環境が必要だ→その答えはBLAMの中にある→なので今この空気を言語化する必要があるでしょ?
という方法でばらばらだった言葉や思想を整理することができました。

整理した瞬間がわたしのゴールだったのですがw、みんなに伝えている目的はリニューアルなど新しいもので、自分の首を締めながら実施できる仲間を増やして達成ができました。
また、毎回自分発信で指揮する時は知らないとはいえず(見切り発車でがバレるw)、みんなに伝わるようにするためのインプットを続けていると、いつの間にかそれなりにデザインやブランドのことが詳しくなりました。

自分が見えない環境も変えてみる編

上記でもう一つやったことが、会社の雰囲気が悪くなっているな、できることないかな、、で探したのが会社のブランドコンセプト(インナー向け)策定です。
当時いたすべてのメンバーにインタビューをし、BLAMで不安な点・維持したいを言語化してもらい、それを解決できる言葉というものを探し、プロジェクト化しました。
その中での課題が自分の別部署(当時はカイコクメインのデザイン・開発)以外の人がなかなかついてこないな〜もやもや〜、と。

デザイン・開発部における空気は独特でもありますが心地よいものでもあって(強制はされない)、これを伝播するには、この部自体を大きくする必要があるなと考えました。

その状況で、その当時現在だと主な領域はカイコクの範囲だけ。
デザイン・開発領域を拡大するには、他の変数も大きく影響するカイコクの売上を待つ状態だと間に合わないなと。
(※ここでもできることが今思えばあったはずなのですが、それはこれからやります😇)

意を決して、取締役の浅川さんに提案。
「プロダクト本部を作って、クライアントワークをするようにしたい、さらにはマーケティング×デザイン×開発の密な連携をして、BLAMのブランド力アゲ↑したいのだが。。!」と武者震いしながら取締役の浅川に伝えました。
そうすると、「実は昨日その話ししていたんだよ、、!」と言われ、これは視座が上がってきているのでは...?!とまた武者震いしたのを覚えています。

伝えると、知識や必要な仲間が来るハイパーマックス運の良いわたしなので、そう考えたときに仲間が増え、お仕事が来て(磁力があるとしか思えない)、今プロダクト本部はクライアントワークとカイコクの両輪でどんどん大きくなる将来が見えました。

また、多少大きくなってもチームワーク力が崩れないことをみんなにも?伝えることができました。
その結果、マーケティングの部の部長にも指名され、仕組みや空気を変えるという意味で兼任することにもなりました。(なう)
そのタイミングでまたこの部署にも、ええ!すごすぎ!というような方たちが集まり、メンバーも成長し、筋肉がすごい勢いでついています👼
最近メンバーから、部署単位での責任感を持ってくれる意見をもらい、みんなが自分で走れるようになっていることにときめく毎日を過ごしています。

そんなこんなな結果おそらく役員になった

自分の隙間が、ひいては会社の足りないにつながっていることに気づき、夢中になって埋めていた結果、役員就任になったのかなと思います。
いつの間にか推薦する話が出てきて、おお!いつの間にか!と本気で思ったくらいなので。

今後は、まだまだゴーゴーと唸る大きな隙間を埋めにかかります。
・ハタラクことをデザインできる人を会社内で増やすこと。
・私みたいなたくさんの機会を与えられる会社であるようにすること。
・おかしいことをおかしいと伝えられること。
・BLAMやカイコクのブランドの力をつけること。
 → 社外でハタラクことが幸せな人が増える。

このあたりをやるには、まだまだ私だけの能力では足りない状況です。
なのでぜひぜひやったろうやないかい!と思ったらぜひBLAMにまでご連絡をお願いします🙏

これからも役員だろうがなんだろうがこだわらず、引き続きハタラクを幸せにするため進めます。


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