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OFF THE WALL

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VANSのOLD SKOOLが好きで、履き続けています。つい最近、ソールに穴が空いてしまったので、全く同じものを買いなおしました。色は黒。一番オーソドックスなもので飽きがきません。カルチャー感を感じるOLD SKOOLはピストとの相性もよく、気分が上がります。

なぜそこまでVANSに魅力を感じるのか。なぜナイキやアディダスではなく、VANSなのか。好きなものを掘り下げることで、見えてくるものがあるのかもしれない。実は私たちbob furnitureとも縁があるVANS。その魅力に迫ります。

VANSの始まり

スケートカルチャーとのリンク
VANSといえば、スケートカルチャー、サーフカルチャーと相性が良いイメージを持っていました。それはなぜなのか。不良が集まるヴェニスビーチのサーフショップにはそこから派生したスケートチームがあります。足元にはVANSが選ばれました。カルチャーとの結びつきはここからです。

不良たちの溜まり場は、唯一のサーフショップだった「ジェフ・ホー・サーフボード&ゼファー・プロダクション」。経営者のジェフ・ホーはそれまであったサーフチームからスケートチームを分離させてZ-BOYZを結成する。彼らの足元は、そのお店をフォローしていたヴァンズが自然と選ばれた。

引用:小澤 匡行. 東京スニーカー史 (立東舎) 

なぜスケーターにVANSが選ばれたか
でもなぜVANSがスケーターに選ばれたのでしょうか。VANSといえばもう世界的な大企業というイメージですが、かつてはスケーターのリクエストに柔軟に応えていたことがうかがえます。だからこそスケーターにとってただのファッションではなく、欠かせない存在になっていったのでしょう。

まだ大きな会社ではなかったため、ライダーの小さなリクエストにも最善 を尽してくれたという。例えば先にすり減ってしまった片方のシューズだけを買うこともできたため、両足の異なるシューズを履くスタイルが玄人の間で流行になった。

引用:小澤 匡行. 東京スニーカー史 (立東舎) 

ファッションではなくユニフォーム
スケーターへのサポート、そして細やかなリクエスト対応により、VANSはファッションというよりもスケーターのユニフォームと化していきました。スケーターはVANSを履く、VANSを履いていたらスケーター。このような認知が徐々に広がっていったのではないでしょうか。

リーバイスの501にヴァンズのジャズ、もしくはコンバースのオールスター。どちらもブラックが、ヴェニスビーチのユニフォームだっ た。 

引用:小澤 匡行. 東京スニーカー史 (立東舎)

VANSのアイコンたち

ERA:グリップ力とボード感覚でスケーターを虜に

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トニー・アルバらによって作られた、スケーターのためのシューズ。いまではスケーターに限らず、ミュージシャン、アーティストたちの足元を支え、長年愛され続けている。個性を表現できるアイテムとして、色、素材、プリントが豊富に取り揃えられているのも特徴。

AUTHENTIC:ブランドルーツであるデッキスニーカー

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VANS初期モデルとして1966年に誕生し、当時「#44」というナンバーで受注生産された。現在も変わらない「バルカナイズド製法」はハンドメイドで丁寧に熱圧着したもの。パッドがないシンプルなデザインが全世界で愛されている。

OLD SKOOL:シューズ&カルチャーの原点

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レザーパネルを組み込んだLOWトップタイプのスケートシューズとして1977年に誕生。80年代の「カスタムカルチャー」を牽引し、シューズのカスタマイズ文化を広げたブランドの代表モデル。

SLIP ON:VANSを象徴するチェッカーボード柄の誕生

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チェッカーボード柄をショーン・ペンが履いていたことから注目を集め、VANSが飛躍する転機となったモデル。シューレースのないシンプルデザインと着脱のしやすさから、スケーターだけでなくサーファーにも重宝されている。

SK8-HI:サイドストライプをハイカットに採用

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1978年、スケーターの足首を保護するための機能を備えたスケートシューズとして発売開始。ブランドを象徴するサイドストライブを備え、現在では他のストリートブランドからの引き合いも多い、不動の人気モデル。

bob furnitureとVANS

VANS愛に溢れる私たちbob furnitureですが、始まりは"VANSに合う家具がない"ということからでした。カルチャーとファッションはリンクするのに、それをインテリアに持ち込もうとしたときに、気に入る家具がなかったのです。今でもカルチャーへの貢献を目指して、プロダクトをつくっています。

INFO

“We provide the best of beauty product.”をテーマにリサイクルとリユースにフォーカスした木を無駄なく使い、様々なシチュエーションに合ったオリジナルファニチャーを創造するプロダクションです。様々なフルオーダーにも対応して、名古屋のファクトリーから直接全国のユーザーに届けています。