ハセツネ30K 参考になれば

前回、とり急ぎ結果だけ報告したハセツネ30K。
いまだに右足のふくらはぎにダメージが残っております。
そんなレースを振り返りながら、今後出てみたいなという人の参考になればと思います。

そもそもハセツネ30Kとは
トレイルランで人気レースのひとつ、『日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)』。その入門編として行われる30km大会です。
男子1000位以内、女子100位以内の完走者は秋開催の日本山岳耐久レース大会優先エントリー権を獲得することができます。

ちなみに優先エントリー枠を狙って年々タイムが厳しくなってきています。
男子4:56:38 で1000位となっており以前の目安サブ5では安心できなくなってきております。

秋の本戦の優先エントリー権を狙うなら、絶対に前日受付をするべきです。
ハセツネ30Kは受付時にレギュレーションチェックがしっかりとあるので一人一人にかかる時間が長いです。
そのため当日の朝は受付に長蛇の列ができており、その間に前日受付組は、しっかりといいスタート位置を確保しています。
中にはその人たちを押しのけて割り込んでくる非常識な人たちもいますが、列の最後尾に並ぶ羽目になる人が大半です。
僕は今回前日受付をしていたので当日は比較的サッと並ぶことができました。

スタートからトレイルの入口まではおよそ10㎞登りです。
この登りでレースの半分は勝負が決まるようなものです。その先はシングルトラックの山道なのでほぼ追い抜くことはできません。
人一人しか通る事ができない幅になるためここで大渋滞が起こります。
いかに早くたどり着くかで勝負が決まります。
普段よりも速いペースで走ってもよほどのトップランナーでないかぎりは待ち時間が発生するので大丈夫です。
また入口手前にトイレもあるので渋滞にかかっている間に前後の人に声をかけておけば時間をロスすることなくトイレも可能です。

ここから醍醐丸までは登り基調のシングルトラック
ほとんど追い抜くことはできません。むしろ渋滞時の並びのままずっと進んでいきます。たまに足をつった人や体調の悪くなった人が列から外れているのを抜くくらいです。
僕は普段以上に突っ込んだ上に汗のかきすぎで足をつりながら進んでいました。お守りとして持っていたSTCのno crampがバツグンに効いたので今後はもう少し数を持っておこうと思います。

醍醐丸から少し下るとロードのくだりに入ります。
ここのくだりは長いです。まだ下るかと思うほど長いです。
ただ気持ちよく走る事ができるため調子に乗ると足が削られます。
下りおえるとなかなかな登りが始まります。ここの登りは大体の人が歩いています。ジョグペースでもいいので走る余力があれば追い抜き放題です。
登りおえるとトレイルの急登が待っています。ここさえ乗り越えるとあとは尾根を走り、追い抜けるトレイルを走ってゴールです。

応援に来ている人が絶妙にしんどい位置で声援をくれるのですごく力になります。また途中で地元の人が通過人数を数えてくれていて、今何人くらいだからこのまま頑張れと声をかけてくれたりするので自分の順位を確認できて安心できます。

当面の目標として秋のハセツネを掲げていたのでエントリー権を獲得できたことは大きな一歩です。本戦はタイムをと言いたいところですが、71.5㎞と今まで体験したことのない距離にナイトランと不安しかないので気持ちを切らさずやっていければと思います。




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