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東京都内のパチンコ店 - 公表前に多くが休業となった舞台裏

 こんにちは、都民ファーストの会 新型コロナウイルス感染症対策 特別広報チームです。ゴールデンウィーク期間中も多くの方々が「Stay Home」にご協力頂きまして、誠にありがとうございます。

 この間も営業を続けるパチンコ店について、多くの都民やメディアの方々から懸念の声を頂いています。今月24日には大阪府が営業中の店舗名の公表に踏み切りました。これは国の特別措置法に基づくものであり、同法では休業要請・指示をした場合には「遅滞なく」「公表しなければならない」と記されています。

 しかし、パチンコ店は店舗名の公表によって、却ってお客さんが集まってしまうリスクがあります。実際に大阪府が公表した後にも、一部の店舗では開店前から多くの客が詰め掛けていました。営業している店舗には、都道府県境を越えて客が詰め掛ける例も多く、行政にとってパチンコ店のコロナ対策は難しい課題です。

 そうした中で、東京都も営業を続けるパチンコ店の店名公表を昨日まで準備してきましたが、実は並行して都民の方々から情報提供を頂いた、都内で営業中のパチンコ店156店舗について、水面下でも休業のお願いを続けてきました。そして、結果的には昨日までにその全ての店舗が休業に応じて下さり、昨日時点での店名公表は回避することとなりました。

 この結果を生んだのは、各店舗がご協力して下さったことが何より大きいですが、都の職員の方々による地道な努力もありました。全60名の職員の方々が15の専属チームに分かれて営業中のパチンコ店舗を一つ一つ訪問し、休業の説得やお願いを直向きに続けてきました。

 実は、緊急事態宣言が発令される以前にも、東京都内で数百とある大規模イベントを職員の方々が全て調査し、一つ一つの運営者に手分けしてお願いをした事があります。いま東京都はコロナの爆発的な感染を何とか防ぐことが出来ていますが、これは都民や事業者の方々のご協力の賜物であると同時に、多くの都職員の方々が陰ながら奮闘を続けて下さっているおかげです。

 わたしたち都民ファーストの会としても、こうした都民、事業者、職員の方々の努力を支え、全員が一日も早く通常の生活に戻れるよう、現場の声を行政に届け続けます。

◆緊急事態宣言のこの先の見通しは?

 いま多くの方々が最も気になっているのは「緊急事態宣言はいつまで続くのか?」「学校はいつ再開されるのか?」だと思います。緊急事態宣言の期間について現段階で確定的なことはお伝えできませんが、以下の公式Youtubeチャンネルで伊藤都議が解説していますので是非ご覧ください。

◆「デリバリー助成金」や「アーティスト支援」などを実現! 

 これまで都民ファーストの会が実現してきた、デリバリーテイクアウト助成金やアーティスト支援「アートにエールを!」などの政策の多くは、都民の皆さまから頂いたご意見が基になっています。

動画では、都民の方からアーティスト支援についていただいた質問に回答しましたので、よければご覧ください。(動画中のQRコードを読み込むと詳しい説明が見られます)

引き続き、皆さまからのご意見・ご要望をお待ちしておりますので、もし宜しければ下記フォームからお送り頂けますと幸いです。

本日も誠にありがとうございました。

(執筆:鈴木邦和)