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コロナ禍のイノベーションスペース

年始早々、非常に厳しい社会情勢が続いていますが、昨年春の緊急事態宣言発令時とは違った感覚を持っています。苦しい環境下でありながらも自粛一辺倒ではなく、静と動のバランスをとる必要性を多くの人が意識しているように感じるからです。やや強引ですがそんな厳しい状況とオープンイノベーションと共通項をがあるようにも感じています。 単一エンティティ(企業や様々な団体)のリソース(ヒト・モノ・カネ)だけでは抱えている課題解決やスピーディーな新しいビジネス創出が難しいのではないか。そして、そう

    • 「B to Ext.E」で循環サイクルの内側へ

      2017年10月16日に企業の新規事業・イノベーション創出に取り組む方々が集まる出島空間として、Innovation Space DEJIMA(以下、DEJIMA)は東京都五反田にオープン。今日でまる3歳を迎えました。当時所属する組織ヘッドの「出来上がったモノに責任を持つSIモデルを築かないと、国際競争に勝てなくなる」という言葉に共感しつつ、 DEJIMA設立を大きく後押しして貰ったところが非常に大きい。 同業他社、各業界の事業会社が出島型組織やスペースを作り出していたため

      • 社会が優しくなった今、はたらく個人は厳しい転換期にある

        エンジニア&ビジネスコミュニティをはじめてみた コミュニティ活動そのものに興味があるというより、多様な人たちと触れることで自分自身をバージョンアップさせたい、そんな感覚ではじめた有志コミュニティ活動。その以前にもJANOGというネットワークエンジニアのコミュニティに参加していたこともあり、いわゆる緩い繋がりと多様性ある空間に興味があったことも今振り返ると大きく影響していたと思う。2014年7月夜、大型台風上陸でそもそも開催できるのかという状況の中、当時勤務するオフィスの霞ヶ

        • テレワークデイズ2019

          今日はテレワークデイズに参加、奇跡的に家族が早朝から外出という事で、自宅でリモートワーク。ランチタイムを削って1時間弱ランニング。その後また自宅作業の後電源&WiFi完備の近所のスーパー銭湯。スーパー銭湯と言ってもかなり整備されていて、カフェなんか隣にうるさい団体が来る可能性もあるし、スーパー銭湯の休憩処なんて実は最高の環境である。今日はテレワークデイズのコア日なので働いている人が沢山。 ざっと感じたこと: ①働き方は読んで字のごとく「働くヒト自身」が考え作り出さない

        コロナ禍のイノベーションスペース

          就職2002

          就職活動中に「就職2002」という本に出会った。 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784905582748 自分自身が本当にしたいことは何なのか?いわゆる自己分析用の指南書だったが、総合大学の理工学部にいた自分は、実は心理学や国文学のような文系領域に興味があったこともあり、国内メーカー、ソフトウェア開発会社への就職をそつなく決める同級生を見つつ、結果としてシステムインテグレーターというIT業界に入った。理由は単純で①顧客との対話