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UIデザインって何?

UIデザインといっても言葉がふわふわしてしまうので、具体的にどのように設計していく必要があるかについて具体的にお話ししたいと思います。

情報設計と視覚的表現

よくデザインのイメージで持たれやすいのが、綺麗なグラフィックなどになるのですが、UIデザインは、審美性と機能性の両立が重要な要素になってきます。

提供価値やニーズを機能の要件として整理し、プロダクトの構造を全体で俯瞰し、画面操作に必要な要素を決めていくことが必要ですし、デザインの意図を共有するための言語化も重要になります。

なぜ重要かについては、以前の記事に書いているので、ご覧ください。

UIデザインに必要なスキル

私の知る限り、UIデザインにおいて重宝されている人の特徴は、「何を、なぜ作るのか」のような要件定義するスキルと「どう作る、見せる」のような具現化するスキルの両方を持っています。

サービスに関わる情報を整理し、技術的な制約やビジネス要件を考慮しながら、デザインを作成すること、そして、情報設計から画面仕様などUIデザインを表現していく上で、自ずと必要になってくるからでしょう。

どの職種もそうですが、器用にこなせる人ほど重宝されるケースが多いということです笑。

UIデザインの製作プロセス

プロダクト開発において、UIデザインは、以下の4つのプロセスを基本として進めていきます。

1、要件定義
情報収集して、画面に表示するコンテンツ要素の優先度や機能要件を整理

2、画面設計
ワイヤーフレームやプロトタイプで、実装面を考慮しつつ、画面仕様を設計

3、ビジュアルデザイン
カラーやサイズなどのグラフィック表現の作り込み
※見た目の統一感の担保、スタイルガイドを作成も含みます

4、レビュー
社内でのレビューやユーザーテストによるユーザービリティ評価を行い、プロダクトの質を高める

こちらの内容を参考に現場のフローとの差分も含めて、検討してみてはいかがでしょうか。


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