見出し画像

学校法人 シュタイナー学園の理事の皆さん、相手を黙らせることよりも、自らが発言する力を大事にした話し合いをしましょう

この記事は、シュタイナー学園の理事会との話し合いについて、先方から提示された点に対して、私の返事を伝える記事です

先方からの提示については、こちらの記事をご確認ください。

これまでの経緯を記した記事については、文末にリンクを貼っておきますので、是非そちらをご参照ください。


公開意見書(27)
学校法人シュタイナー学園 理事会宛

シュタイナー学園12年保護者の早乙女正樹です。
以下の通り、学校法人シュタイナー学園 理事会からの話し合いの進め方等についての提案について、私の意見をお伝えします。

話し合いは録音します

これについては、すでに了解いただいていますが、改めて話し合いについては、録音をすることを宣言しておきます。

あなた方の発言の外部発信の制限については、一切応じません

なぜなら、それは私の「表現の自由」を制約するものだからです。

あなた方理事は、話し合いの場で、「事実に反する内容」、「私にとって不当な内容」、「公益に反する内容」等を発言する可能性が大いにあります。
私は、私自身を守るために、あなた方の発言等について学内外問わず、発信する権利を確保しておく必要があります。
これは、録音するのと同様「私の自衛手段」を確保するという宣言です。
※あなた方の発言の録音を公開する可能性は極めて低いとは思います。

私が「自衛手段」を確保するということを重視している理由については、別の記事で公開しているので、そちらの内容も理事の皆さんたちは必ず確認してください。

これまでも、これからも、私は公開質問の形をとって、あなた方に抗弁の機会をちゃんと提供しますよ

私はあなたがたに抗弁の機会を提供します。これまでも、これからも。
ご自身の発言等が公開されて、それについて反論・指摘したい点があれば、しっかりと「発信」してください。
私はそれをきちんと公開しますよ。

学内公開にあたっての条件について

話し合いの学内公開にあたって、何か特定の情報に言及しないのを条件にして欲しいとのことですが、なんのことを指しているのか特定できません。
私がすでに知っている情報だとは思うので、「言及して欲しくない情報」について、きちんと文書(他の内容とは別のファイルでメールに添付)で知らせてください。
その内容については、もちろんここで公開しないようにしますし、おそらく話し合いで言及しないことについても同意できるんじゃないかな、と思っています。

まさかそんな卑怯なことはしないと思っていますが、一応言っておきます。
「言及して欲しくない情報」に、やたらといろんな情報を書いて、「あなたは、これについては公開しないって言いましたよね」ということで、私の発信を制約するような方法はとらないでくださいね。

あなた方が希望した話し合いです。そんなやり方が適切だと思うのであれば、いつでも即座に話し合いを中止にしたらいいでしょう

特定の情報に言及することがあれば、即座に話し合いを中止する。と明言されていますが、そのようなやり方が正しい、適切だと思うのであれば、そうしたらいいでしょう。

同席者の条件については、提示された内容で問題ありません

こちらの提案を受け入れてくれているので、良いことだな、と思っています。

話し合いの進め方について

話し合いの進め方について、概ね良いかなと思っていますが、いくつか希望があるので、お伝えしておきます。

・「理事会より話し合いの趣旨の説明」の次に「早乙女さんより話し合いに関して」という段を設けてください。おそらくそこで、話し合いにあたって合意した条件や私の姿勢について話して確認することになるかと思います。

・原則として、発言者は理事と私に限定しましょう。例外として、「理事が発言を認めた方」、「私が発言を認めた方」それぞれについては、短い時間に限定して発言可能、としましょうか。

学内への告知について

話し合いについての学内告知については、基本的にそちらにお任せしますが、話し合いのネタ元である、以下の資料は私が用意して添付ファイルでお渡しするので、参考資料として告知とともに配布してください。

・参考資料1:学内会での私が読み上げた文書
・参考資料2:伊藤彰洋 理事長宛の質問書

最低限、この2つは配布しないと、一体何について話し合いをするのかわからないですよね。
これらの資料を配布しないという選択肢は、学内公開の意義を矮小化させる意図しか感じられません。

上記2つの資料はいずれも私が発信源ですから、私が用意してお渡ししますので、「発言の一部が意に沿わない形で公開されることを避ける」ために、告知と共に配布をしてください。

相手の発言を制約するのではなく、自らがきちんと発言することで、話し相手はもちろん、聞いてくださる方たちの理解を得ようと努める話し合いにしましょう

これって「話し合い」の基本的な姿勢というか、大原則だと思うんです。

「学校法人シュタイナー学園」は、言うまでもなく公共性の高い組織ですから、人権侵害や法令違反などを指摘されたのであれば、「回答しない」=「発言しない」ことで問題をやり過ごそうという姿勢は、元の問題と同じかそれ以上に問題なことです。

今回、せっかく私と話し合いの機会を持つという決断をされたわけですから、「発言する」ことでなにかしら問題を解決の方向に進めようという意志があるのだろうと思っています。
ならば、「シュタイナー学園の責任者として、自らきちんと発言をする力」を大事にして話し合いに向き合う方が、「相手の発言を制約してなんとかする」よりも、遥かに意義がありますよね、と私は思います。

以上。


以下は、これまでの経緯の参考記事になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?