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20 お金と仲良くなる|本との付き合い方を見直す

46歳・女性・おひとりさまが、最高の50歳になるためにしたい100のことをやっていく体験レポートを書いています。

今回は20個目のテーマ「お金と仲良くなる|本との付き合い方を見直す」


毎月「お金の日」を作って、その日はお金について考える日にしている。

先月から始めて、今月は2回目の「お金の日」をやってみた。

収支を見返してみて、今回気がついたのは、本との付き合い方。

私は、本だけはお金を気にせず、気になったものをどんどん買うスタイルで生きてきた。本屋さんでも、Amazonでも、ちょっと気になったら、迷いなく、その場で買う。

なぜなら、本に何度も人生を助けられたし、いろんなことを教えてもらった経験があるから、これは自己投資だと思って、あえて、そうしてきた。

ところが、お金の日に、毎月の収支をちゃんと見るようになって、気がついたのだ。

あれ、結構使ってるじゃん。と。

3万円ほど使っている月もある。

そのペースだと、年間36万円にもなっちゃう。

むむ。

思い返すと、ポンポンと買うくせに、じゃあ、ちゃんと全部読んでいるかというと、そうでもない。

いわゆる「積読」本も少なくない。

そして、読んだとしても、全ての本が身になっているかというと、そうでもない。

なんなら覚えていない本の方が多い。

私は、払った分だけの価値回収してるかな?

むむ。疑問だ。

20年近く、本には気前よくお金を使っていたけれど、買い方見直してもいいかも?と思ってきた。

ただ、全ての本を「何か得ないと!」と意気込んで読むのは、疲れそう。本が嫌いになりそう。

それは嫌だな。。本、大好きだし。

どうしようかなって考えてみた時に、読書メモの仕方の動画がSNSで流れてきた。こちら(字幕で見た)

この動画の人は、「せっかく本を読んでも、何にも覚えていない!」という課題意識から、読書メモの仕方を本の達人に教えてもらうという動画だった。

その読書メモの方法は…、
1、本を読みながら、頭に浮かんだことは本にメモする。
2、自分のメモや、本の中のいい箇所をカードに書き出す(カードは何枚使ってもOK)
3、カードを分類する

1と2のメモは、本を正確に理解しようとしてメモをするのではなく、「自分が使いたい」「自分に活かせそう」と思ったところのメモであることが大事。

本の要約メモを作っても、学校の宿題みたいになってつまらない。自分が本当に面白いと思ったところだけのメモだったら、楽しくできる。

このやり方だと、1冊読むのに(メモする時間も含めて)2ヶ月くらいかかるのだそう。

でも、動画で面白かったのは、「早く読むことなんて、大事じゃない!」と強く訴えるところ。こんな例えで話していました。

「俺は誰よりも短い時間でセックスするぜ!高級レストランで、早食いするぜ!なんて、威張る人は誰もいないでしょ?本を読むっていうことは、ヘミングウェイやマルクス・アウレリウスといった、世界の偉人たちと対話するっていうことなんだ。じっくりと味わいながら、楽しむべきなんだ。」

たしかに。そうだな。

いい本は、じっくりと向き合う価値ある。

最近は、簡単に書いた深みがない本も増えているので、パラパラと読んで、何も残らない読書体験も増えていた。

もっと、いい本と丁寧に付き合いたいな。

この動画を見て、自然とそういう気持ちになった。

そこで、無理に本のお金を削るのではなく、買った本を丁寧に読んでみることにした。

さっそく、最近読んだ「生きのびるための事務」という本のメモを書いてみた。


うん、いつもより丁寧に読めた気がする。

ちなみに、この本で私が一番感銘を受けたのは、この一文。

「できることだけ、やればいい」

そうなのよ、わかる。

ついつい「もっと、こういう自分でありたい!」が先行して、できないことをやろうとして、結果できなかったことが、いかに多いことか。

できないことをやろうとして結果できないよりも、日々コツコツとできることをやった方がいい。そっちの方が前に進む。

これは、何度も思い出したい言葉だった。カードにメモすることで、より記憶に残る。

というわけで、「お金の日」のおかげで、大好きな本との付き合い方がアップデートできた。今年は、じっくり、丁寧に本と付き合ってみようと思う。


読んでくださり、ありがとうございます(^^)/
自己紹介&サイトマップもぜひ読んでください。

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