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便利と不便では、自分への影響がまるで違う?不便はニヤニヤできます

前回、懐中時計の話をしたのでちょっとここから、話を掘り下げてみたいと思います

私の持っている懐中時計は新婚旅行の際にスイスで買った思い出の品です

あまりにも大切にしすぎて、眠らせていました(冠婚葬祭時に使用ぐらい)がもったいないし、年齢的に懐中時計に追いついた⁉と感じ日常使いを始めました

前回も書いたように、スマートウォッチとの併用なのでもう、時計という名は同じですが、内容は天と地の差があります

スマートウォッチは、時間はもちろん、スマホの通知・電話機能・ハートレートなどなど多機能で便利

それに引き換え、懐中時計は不便・・・本当に不便
まずは、ぜんまいを巻いてスマートウォッチを見て時間を合わせるところから始まります(なんか滑稽で面白い)
それから、バックライトとかないので暗いと時間が分かりません
そして、最近老眼でギリシャ数字も見にくくなる状態
それだけではありません、懐中時計あった服装も大切です

なんか、便利な都会と無人島ってぐらい状況が同じ時計でも違います

でも、懐中時計は魅力的なんですよね
懐中時計を持っているときは、ちょっと紳士になれる気がします
ただ時間を見るという行為なのに、ニヤニヤできます(*ノωノ)

便利なものはなくては困るものなのですがどこまで行っても便利な”もの”なですよね
でも、不便だけど大切なものっていうのは、”もの”だけどそれだけではなく、私自身へ影響を与えてくれるですよね

分かりやすく矢印で示すと
スマートウォッチ → 私 =便利
懐中時計 ← 私 =愛しい

こんな感じ

だって、この懐中時計は銀製なので定期的に磨いてあげないとすぐに黄色くなって拗ねちゃいます

くすんで”すねた”状態の懐中時計

そんな拗ねた状態になったら専用の磨き布で愛でる必要があります
すると、こいつは単純だからすぐにピカピカ✨になってくれます
素直な奴め 嫌いじゃないぞ👍


素直な奴
スケルトンな中身

人間ってさ、めんどくさいことが元来好きなんだと思う
物事の過程をそのものと一緒に過ごすことで”愛着”みたいなものを感じる
だって、キャンプとか最たるものですよね!不便を楽しいむってやつです

不便や時間がかかることはめんどくさいけど、その分手応えを感じることができるし、不便な分、めんどくさい分思いは募りますよね

今デジタル化が顕著で手応えないけど便利なことが増え、画面越しに大抵なことができてしまうけれど、結局バーチャルでは超えられないものがあるでしょうね

それは、私たち自身が”人間”という名の一番めんどくさいアナログな生き物だからね

たかが時計だけど、こんなこと迄教えてくれるのは私にとって

”大切なもので、めんどくさいもの”

だからだよね


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