![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147605188/rectangle_large_type_2_26c478f0a01ae42aae6e13d4dcaf43f2.png?width=1200)
発達障害系の子どもたちは悪い子⁉だけど、本当は仲良くしたい。
今回は、リケジョママさんのお題「発達障害」の記事を書いてみようと思う。
発達障害の記事といってもかなり幅が広いでの、「あー生きにくいんだろうなぁ」って感じていることを書きます。
これは以前にも書いたケースも交えながら書いていきます。
悩める発達障害児の話です。
Aくんの場合
Aくん「みんなで競争しようぜ!」・・・(二番になる)
Aくん「今のは、スタートが遅かったからやり直し」・・・(二番になる)
Aくん「お前、スタートがはやいって!!ちゃんとしろよ😡」・・・(二番になる)
Aくん「だけん、早いって」と言いながら、殴るケル。
周りのお友達が、先生を呼びに行く
先生「またぁ!〇〇くんどうしたの!?」
Aくん「こいつが俺の言うこと聞かないんだ」と言いながら、殴るケル
先生「分かった分かった、だけど蹴ったらだめでしょ!」
Aくん「・・・・」無言で殴るケル
先生「もう!落ち着く部屋に行きましょ」
ズルズルズルズル・・・
15分後
Aくん「あそぼうぜ!縄跳び競争しようぜ」・・・ご想像通り
卒園式の練習場面では
先生「みんな並んでー練習しますよー」
Aくん「こんなこと、やらないし」
先生「・・・・」
Aくん「ウロウロ、ウロウロ」
そんなAくんは、徐々に練習に参加をするようになり、予行練習では誰よりも動きをきちんと覚えて、二人一組での入退場の時に
Bさん 入場のタイミングが分からず「モタモタモタ💦」
Aくん「行くよ!」と絶妙なタイミングでサポート
Bさん 退場のタイミングと待つ場所が分からず「モタモタ💦」
Aくん「ここにおいで!」←イケメン
Cくんの場合
Sちゃん「一緒のミニカーで遊ぶと楽しいね」
Cくん「あ・・そのミニカーも欲しい」
「・・・」Sちゃんのを奪おうとする
Sちゃん「やめてよーいーやーだー」
Cくん「・・・」さらに奪おうとする
Sちゃん「もーいやだ」必死に死守する
Cくん「これ、ぼくのだよ😡」
無理やり取り上げ外へ投げる
Sちゃん「・・・もうCくん大嫌い」
Cくん「・・・」
先生「どうしたの?」
Sちゃん「Cくんが私のおもちゃとって投げたの!」
先生「ちょっとCくんの話聞いてくるね」
「おもちゃなげちゃったの?」
Cくん「うん・・自分でも止められないんだよ」
「投げちゃんだよね・・・僕」
先生「本当は、一緒に遊びたかったのにね・・・」
「次は、とる前に貸してって言おうね」
Cくん「うん・・・」
ある一部の発達障害系の子どもたちは、自分の思いが突然大きくなり、自分の気持ちをコントロールできなくなります。
では、この発達障害を持つ子どもたちは確かにトラブルメーカーですが「悪い子」なのでしょうか?
~ Aくんの場合 ~
勝ち負けや順位など明確なものには、どうしても光り輝く「勝ち」「一番」でないと、自分がダメな人間に思えてたまらないんでしょう。
だから意地になっちゃう。
「もう一回」と難癖つけつつも暴力を振るわなくとも解決できると信じて再挑戦しますが、結果かなわず二番はゆるせないから友達のせいにせざる得ない・・・特徴的です。
分かっています。殴るケルをしちゃいけないなんて
そして、卒園式の練習のウロウロは最初の練習から参加しちゃうと失敗するかもしれない。
だから、最初は参加をせずに見て学んでいた。
そして、分かった段階で参加。発達障害系の人は視覚が強い人も多いので、集団の中に入るよりも、客観的に見た方が理解しやすいのかもしれない。
結果的に自分が安定すると、友達のサポートまで優しく出来る。
本当は、みんなと協力して一緒にやり切りたい思いは健常のお子さんよりも強いのかもしれない。
~ Cくんの場合 ~
本人がそのまま話してくれました。
「やっちゃうんだよ」本当にコレだと思います。
先生という立場をしていると、叩くや投げるという行為に対して、「ダメでしょ」と怒りがちです。
というよりも、ダメなことをしている時は「ダメというべきです」
しかし、ここで終わったらいけないのです。
だって、その子どもはやっちゃうんだから。
「やっちゃうんだよ」って言葉は、心の叫びです。
「自分をどうにかしてくれ!」「助けてくれ!」ってね
だかから、先生は聞きました。
「本当は一緒に遊びたかったのね」って
この一言がきっとCくんを救う一言だと思うし、これ以降少しづつではありますが、言葉でのやり取りや行き過ぎるまでの時間が長くなっています。
問題行動をついつい起こしちゃいがちな発達障害系の子どもたち
それは、衝動性があるが故に自分で自分の心をコントロールするのが苦手な子どもという事。
先生から怒られてコントロールする力が培えるのならば、当にコントロールが出来ているはずです。
怒られれば怒られるほど、問題を起こしてしまう子どもたちはー
怒られるほど、心が疲弊していき結果、衝動的にならざる得ない。
もともと苦手な気持ちのコントロールをさらに難しくする、二次障害に陥ってしまう。
事実、幼保から途中入園してくる子どもで二次障害になっている状態で入ってくる子どもも少なくない。
幼保が悪いわけではないが、問題行動は子どもの”助けて😭”サインなことが多い。
現象面だけでとらわれず、ちょっと寄り添って欲しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?