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【ベンチ】ポルトガルに来て、1番悔しかった出来事!!

「ポルトガルリーグ第9節は1:0で勝利」

久しぶりの勝利で嬉しかったけど、悔しい経験もしたので、少しだけ綴らせてください。

最近、私たちのチームは負け続きで、チーム全体で苦しい思いをしていました。

先の見えない長いトンネル

チームに変化を加えるために、監督を交代して、新しい選手が5名加入。新体制に近い状態でした。

新監督は新しい選手をスタメンで使い、戦術も大幅に変えました。

新監督は言語に苦しむ私を見て、どう思ったのか知りませんが、私はこの試合ベンチスタートとなりました。

開幕から全試合スタメンフル出場で使われてきたので、ベンチと言われた時は、落ち込みました。

冷静に考えて、ベンチスタートなだけで落ち込んでしまうのは、子供でした。精神的には、まだ未熟だと思います。

こうした時こそ、チームを鼓舞して、プラスな要因に働かなければなりません。

(ウォーミングアップしている)

よく分からない感情のまま、試合開始。

試合展開は、一進一退の攻防が続いて、0対0。

そして、前半終了。

後半開始10分が経過した頃、私はフォワードで途中出場。

私は、自分の価値を示そうと必死にプレーしましたが、結果に結びつけることが出来ず。

後半残り10分、味方選手が得点を決めてくれて、1対0。

そして、試合終了のホイッスル。

(ポルトガルリーグ第9節)

久しぶりの勝利に、喜びを爆発させるチームメイトたち。

しかし、私はこの勝利を素直を喜ぶことが出来ませんでした。

理由は、何も出来なくて悔しかったから。

自分のイメージと現実に、ギャップが生まれてしまい、不安な気持ちになりました。

色んな気持ちが重なり、私の目には涙が。

チームメイトに「なんで勝ったのに泣いてるの?」と驚かれました。

私は素直な人間ではないので、「勝利が嬉し過ぎて」と、答えました。笑

(ポルトガルリーグ第9節)

「悔しい経験は、人を成長させる」

「もう二度とこんな想いしたくない」

私は、また一つ成長という階段を登れた気がしました。

海外の選手は、良い意味でも悪い意味でも切り替えが早いのが特徴的。それに対して、日本人は終わった後も引きずってしまいがち。

今の私のメンタルは、まだ海外慣れしていません。メンタルの保ち方を学ばなければ。笑

こうした経験をたくさんして成長できればと思いました。そして、ポルトガル語をもっと覚えて、活躍したいと思いました。

(チームが一つにまとまった瞬間)

最後に、私はこの出来事を通して、一つ確信的な思いが生まれました。

それは、サッカーに対して、まだ「情熱」を注ぎ込めること。

まだ諦めてはいけないと、身体が訴えてきます。

「自分を信じて明日から、いや今日から、いや今から努力します」

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