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【Book Info】教育の生産性を上げるためには?

おはようございます。
ちょっとした隙間時間に読んでもらえるように、
僕が読んだ本で参考になった所を簡単にまとめた
『3分間 Book Info』

今日ご紹介する本は、『「学校現場」を大きく変えろ!MISSION DRIVEN 回転寿司チェーンで売り上げトップだった転職教師の僕が、ツイッターで学校の「ブラックな働き方」を変えていく話』です。

少し長いタイトルの本ですね。笑

僕がこの本を読む目的は、以下の3点の答えを探すことでした。

①教師の在り方、変えていくべき未来とは?
②教師としてのミッション(使命)とは?
③教育の生産性を上げる具体例とは?


①教師の在り方、変えていくべき未来とは?

教師としての在り方の答えは以下の2点です。

◉ 信頼の築き方は、自分の能力を誇示するのではなく、自分の弱さをさらけ出すこと。
◉ 同僚や生徒たちを認めて、信じて、任せる。これが責任感とモチベーションを高める。

一つ目のアドバイスですが、これはへりくだるのではなく、あくまでも「作業」という能力では低いことを認める。でも、みんなが気持ちよく働ける仕組みにする「マネジメント」は頑張るよ、という姿勢を見せるということです。

あとにも書かれてるんですが、自己顕示欲や承認欲求といったエゴに端を発する仕事はろくなものになりません。

確かに、めちゃくちゃ納得できました。

二つ目はリーダシップ論ですね。これなんかはキングコングの西野亮廣さんもよく話しています。要は、自分で全部やってしまうのが楽で安心なんですが、それだと周りの人は指示待ちになってしまい、自分がいなくなったときにチームとして終わってしまう、という話です。

真の働き方改革とは、同僚や子どもたちを自立させることにあり、キーワードは「BBQ型」「丸投げ力」になってくると思います。

次に、変えていくべきと未来とは?です。

現在の教育現場の1番の課題は、「人が少ない」です。人が少ないので、仕事が雑になり教育の質が下がっているという負の連鎖になっています。

この負の連鎖を断ち切るためには、僕たちが現場を良くしていって安心できる環境をつくり、教員を目指す学生を増やすことで、現場の教員を増やしていかなければなりません。

要は、教員という仕事を再び魅力ある仕事へと変えていくということです。そのための方法が以下の2点。

◉労働環境の改善
◉教員のパラレルキャリア化

一つ目の労働環境の改善のためには、教員自らが生産性を上げて時間的、精神的な余裕をつくることが大切だと書かれています。生産性を上げる働き方は後で述べます。

二つ目の教員のパラレルキャリア化はとても面白い内容です。要は「複業」のことです。『実践→発信→貯信』をして自己成長しつつ、結果的にマネタイズできるのが理想的です。

僕は西野亮廣さんやけんすうさんのオンラインサロンに入って日々このような話を聞いているので、めちゃくちゃ参考になりました。


②教師としてのミッション(使命)とは?

教師としてのミッション(使命)で僕が参考になったのはこちらです。

◉子ども全員のことを好きでいる
◉ 子どもたちが大人になったときに、よりよく生きられるためのスキルをつける
◉ 教育の生産性を上げ、子どもも教師もハッピーに

本書のタイトルにもなっている「ミッション・ドリブン」ですが、「何かを成し遂げようと生きる」という意味です。

上記のようなミッション(使命)を成し遂げようと働く・生きることで、教員としての人生をより豊かなものに、そして世界をより良いものに変えていくことができるのです。

もう一つ、ミッション(使命)とは少し話がそれるのですが、「仕事を趣味化して、楽しくやりがいを持って働く」ことの大切さも参考になりました。令和の職業観のロールモデルはさかなくん、だそうですよ。笑


③教育の生産性を上げる具体例とは?

最後に、労働環境の改善のために必要な、教育の生産性を上げるための具体的な取り組みとして参考になったものをご紹介しておきます。

◉忙しさの波をズラす
◉時間の有限性を意識する

どちらも効率的なタイムマネジメント法です。

一つ目の「忙しさの波をズラす」で、僕が特に真似したいなと思った取り組みが、アーリー・ショケナーです。

簡単に説明しますと、成績処理を年度末にまとめてするのは思い返す手間があるので時間的に非効率です。なので、所見のExcelをデスクトップに貼っておき、毎日褒めたことなどを簡単にコメントしておく、という手法です。

二つ目の「時間の有限性を意識する」は、「◯時までにこの仕事を終わらせる」というように、タイムリミットを設定して仕事に取り組むと、集中力が高まり時間当たりの仕事密度を上げることができる手法です。


まとめ

僕も普段から、仕事の生産性を上げて業務を出来るだ減らしていきたいと考えているので、とても参考になる本でした。この著者の別の本も読みたいと思いますし、Twitterもフォローしちゃいました。








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