ベスト・オブ・2020 面白かったコンテンツまとめ

◆ネットコンテンツ
▽Twitter
imp数:654,998 4月28日投稿

imp数:343,320 8月20日投稿

SNSはまた内輪向けに回帰してほしいと願っているタイプなのだが、こうしてプチバズが起きたのはちょっと嬉しい。とくに民明書房ネタは引用RTなどを参照するとウケたようだ。

ポリコレ関係のハッシュタグを筆頭に、不満要素・ネガティブ要素のほうが様々な意見が飛び交うのでバズりやすい傾向にあるが、やはりクスリと笑える面白いツイートがバズったほうが楽しくなる世の中である。


▽YouTube
【実写版】ゲームあるあるグランドセフト如くソリッド 渋谷篇チャプター1/ Video game moments in real life Shibuya story 8月4日配信

『龍が如く』を中心にオープンワールドゲームにありがちな演出要素を実写でやってみたという動画。繁華街でも人出が少なくなっているというこの時期ならではの状況を利用し、カメラの撮影の仕方や独特の歩き方、ゲーム画面UIの合成も相まって、このシリーズは非常に面白かった。


チョコレートプラネット いわくなし物件 12月2日配信

チョレートプラネットの2人が、オリエンタルラジオ・藤森宅におどろおどろしくお宅訪問をするという企画。オシャレな物件なのに、時折見せる藤森のダサさが垣間見えて、全員が笑いを堪えていく姿が良かった。「ガキ使」の企画が好きそうな人が好きな企画。


▽Mリーグ
大和証券 Mリーグ2019 U-NEXT Pirates優勝 6月23日放送

AbemaTVで生配信されている8チームで行うプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。ファーストステージが上位6チーム、ファイナルシリーズが上位4チーム進出という条件の中、U-NEXT Piratesは6位、4位とギリギリの通過をしていく。そしてファイナルシリーズで、メンバー4人全員がトップを取って大逆転優勝を飾った。

Mリーグは特別に推しチームはなくフラットに楽しんでいるが、U-NEXT Piratesは海関係の例えがしやすく、荒波の中を航海していき(6位・4位通過)、お宝を持ち帰る(優勝)というまさに海賊ドラマのような展開でドラマチックだった。


◆書籍
必勝!麻雀実戦対局問題集/多井隆晴 6月1日発売

いつも以上に家にいる時間が多かったのにも関わらず、本はあんまり読まなかった。強いて言うなら、麻雀のトッププロ・多井隆晴氏によるこの麻雀解説本である。よくあるような牌効率・何切る問題集よりも、この状況下でどう立ち回るか、という守備に重きを置いた本だ。Mリーグファン及び麻雀ファンは必読である。


◆映画
狂武蔵 8月21日公開

格闘家・矢地祐介氏によるコラボ動画がきっかけで、俳優で零距離格闘術講師・坂口拓氏の存在とこの映画を知った。

映画としてはワンカットのチャンバラムービーなのだが、終盤のアクションシーンなど、見終わった後についなんだか語ってしまうような映画であった。


◆音楽
聞かせてwow wowを/SILENT SIREN 3月20日配信

ゴールデンボンバー・鬼龍院翔氏が作詞作曲をした楽曲。サイサイらしくない楽曲だが、これはこれで楽しい曲である。PVの着物姿や振り付けも可愛いと思う。


◆テレビ番組
▽伯山カレンの反省だ!!「伯山を好きな(秘)ゲストとロケだ!」 4月5日放送


神田伯山とホラン千秋がパン屋に行ったりミニブタカフェに行く回。ホラン氏から常々叱られる伯山がとても面白く、また、そのVTRを見てたカレンの嫉妬も見逃せなかった。


▽ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!「出前館のCM」 10月11日放送


浜田が出演しているCM「出前館」をイジる回。他4人のメンバーが出前館のCMソングを歌うも上手く行かず、真打ち登場とばかりに浜田が歌うも一番声が出てなかったという回。ガキ使らしさ満点で、ずっと笑ってられる良い回だった。


◆ラジオ
爆笑問題のカーボーイ 9月8日・15日放送


爆笑問題・田中がコロナ罹患・治療のため欠席となり、代打で伊集院光(9月8日)と劇団ひとり(9月15日)が出演した回である。

普段、爆笑問題のラジオは聞いていないのだが、放送翌日の朝方にツイッター周りで神回という意見が多かったので、radikoで聞いてみると、本当に面白く、終始笑いっぱなしだった。

伊集院の回は泰葉の話や神田伯山の関係について、劇団ひとりの回は嫁がブサイクというイジりや当日とあるニュースで話題になっていた池田エライザの話(劇団ひとりは知らなった模様)が出てきて、どちらも神回であった。


◆ドラマ
クイーンズ・ギャンビット 10月23日配信


Netflix限定で配信されているオリジナルドラマ。チェスが強い女の子が強豪プレイヤーを倒していく、という王道ストーリーである。

とにかく、1960年代ファッションに身を包んだ主人公、アニャ・テイラー=ジョイがすこぶる可愛い。チェスのルールなど知らなくても、その可愛い要素さえ見てればなんとかなるドラマである。7話しか無く、一気視聴もしやすいので、本当にオススメだ。


◆プロレス
▽ベストバウト
WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27『BEST OF THE SUPER Jr. 27』優勝決定戦/東京・日本武道館 12月11日開催
エル・デスペラード(予選1位)vs高橋ヒロム(予選2位)


終盤、デスペラードがマスクを脱いだ瞬間から、ものすごく激アツな展開であった。試合後の2人のバックステージコメントも相まって、とてもエモーショナルな試合でもある。2019年のベストバウトは、獣神サンダー・ライガーvs鈴木みのるを挙げたのだが、やっぱりプロレスはシチュエーションであると思う。


NEVER無差別級6人タッグ選手権試合/東京・後楽園 10月23日
YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀(王者チーム)vsDOUKI、ザック・セイバーJr.、タイチ(挑戦者チーム)



もうひとつ挙げたい。もし声が出せる状況で観戦できたのならば、確実に後楽園がドッカンドッカンと大爆発していたと思われる試合である。なんとか 必殺技の激アツな試合であった。なんだか鈴木軍の選手ばっかりあげているが、鈴木軍こそベストバウトチームなのかもしれない。


▽ベスト興行
STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020/神奈川・横浜武道館 10月3日開催


横浜文化体育館の斜向いに今年出来た新施設「横浜武道館」のこけら落とし公演として開催された大会。本来は8月に2daysで開催される予定だったが、発熱者がいたためギリギリのタイミングで中止が発表された。

2daysのカードが1日に凝縮されたので全試合が面白く、一番安い席を購入したわりには見やすい箱だったし、本当に神興行でもあった。


▽ベストシーン
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合/大阪・エディオンアリーナ 7月12日開催
内藤哲也(王者)vsEVIL(挑戦者)

この試合の前日にニュージャパンカップを優勝し、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを裏切ってバレットクラブ入りをしたEVILが、ニ冠王者・内藤に挑んだ試合。

試合よりも、とあるシーンが印象に残っている。新日本プロレス解説のミラノコレクションA・Tは、EVIL入場時にはグッズを手にし、グッズ販促動画にも出演するなどのEVIL推しだったが、解説中に応援グッズをEVILからへし折られ、つっかかったミラノを一蹴し、鉄柵へとぶつける。ぶつけられた後のなんとも言えない切ないミラノの表情が良かった。2020年の新日本プロレスを象徴するシーンと言っても間違いない。


◆格闘技
第2回敬天愛人アマチュア大会 2月16日開催


格闘家・菊野克紀によるアマチュア異種格闘技イベント「敬天愛人」。そこで行われた山田博明選手vs紅ケン選手がまさに『ストリートファイター』シリーズのリュウとケンの戦いを彷彿とさせた試合で、会場でも盛り上がった。

またこの大会に参加した形意拳をバックボーンに持つ大貫陸選手は、まだ10代であるが中国拳法歴14年というツワモノである。今後の中国拳法の使い手、そして異種格闘技戦を担う人材だと思ってる。変に総合格闘技に染まらず、ずっとこのスタイルを続けてほしい。


◆フード
▽麺処 ほん田 東十条店/東十条 4月29日開店

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有名ラーメン店「ほん田」が二郎系ラーメン店としてリニューアル。8月に行ったので、暑い中30分近く並んだことも隣のカップルが大量に残して退店したことも印象深い……食べ切れる量をオーダーしろっての。

厚みがある豚を、二郎系ラーメンとしてクオリティが高い。


▽挽肉と米/吉祥寺 6月1日開店

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釜で炊き上げるごはんと目の前でハンバーグを焼いてくれるというエンタメ要素もある行列が出来るハンバーグ店。様々な薬味でハンバーグを食べ、卵かけご飯で締めるというのが定番になっているようだ。

とくに「ジャンマー」という薬味が美味しかった。ただでさえ回転率があまり良くない店に、寺門ジモンの番組や雑誌やネット記事などの媒体で紹介されているので、まだまだ待ち時間が長い行列店になることだろう。早めに行けて良かった。


▽貝出汁 中華そば 竹祥/吉祥寺 10月9日開店

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貝の旨味が凝縮されたスープが口の中に広がり非常に美味しかった。店があまり広くないので、メディアに取り上げられたらあっという間に人気店・行列店になることは間違いない。あまり知られたくないラーメン店だ。


◆ニュース
▽歌舞伎町での半グレvsヤクザ 6月5日


歌舞伎町で行われたヤクザvsスカウトグループの抗争である。スカウトグループのメンバーがヤクザをバットで殴ったことから因縁が勃発したと言われている。「シュプリーム」などのブランド服を着ている人やホストは、たとえこのグループに関係がなくても軒並み因縁をつけられるらしい。

そしてそのスカウトグループのトップが身長190センチ以上ある双子というのが、もはやマンガの世界でもある。『龍が如く』が実体化したと言っても過言ではない。


▽福島・宮城・山形の未確認飛行物体 6月17日


新型コロナウィルスは人造ウィルスだ、という陰謀論も根強いが、オカルトファンとしてはこちらのニュースのほうが興味深かった。

福島・宮城の上空を謎の白い飛行物体が浮遊し、やがて成層圏へと消えていったという。翌朝には仙台のテレビ局がヘリコプターを飛ばして、You Tubeで生配信をしていたほどだ。

あれは一体なんだったのだろうか。海外製の兵器説、気象庁や航空局に無許可で飛ばした個人制作の撮影・気象観測装置がおおごとになってしまった説なども囁かれているが、何にせよ、把握しても何も対応できない・手を出せないという日本の防衛システムの脆弱性が露呈してしまったのではないかと思う。


◆総評
4月5月の自粛期間があったせいか、今年はなんだか殊更に短かったように思える。本当に4月・5月がカットされ、10ヶ月しかなかったんじゃないか、とすら感じる。

家にいることが多かったのにも関わらず、家で出来ることがあんまり出来なかった。出来なかったと言うべきか、家に雑念(という名のゲームやNetflixなどのエンタメ要素)が多くてやる気が削がれていたのか、ホームワークの進捗状況は良くなかった。

とは言え、「ニューノーマル」とはよく言ったもので、強制的にテレワークになり、通勤ストレスや職場内ストレスは激減した。部屋着で人付き合いもなく仕事をするというのは、個人的には性にあっている。出来れば続けていきたい新様式だ。


金銭面では、プロレス観戦などのチケット・遠征費用の支出が少なくなったので、そのぶんお金が溜まりやすくなった。給付金支給前でも最大10万円分の貯金が出来た月もあった。


健康面では、とりあえずは新型コロナウィルスに罹患しなかったのが大きい(もしかすると無症状の陽性だったのかもしれないが)。ただ、4月・5月以降は、運動量が落ちて体重が1~2キロ増え、体脂肪率も1~2ポイントあがった。6月からジム通いを再開したものの、なかなか3月までキープしていた体力には戻らない。


そしてゲーム部門として別記事に記載したが、「PlayStation5」がヨドバシカメラの第一次抽選で、見事当選したのも大きい。まだまだ手に入りにくい状況が続いている中、今年のみならず・ここ10年で一番の運を使い果たしたと言っても過言ではない。


まずは平穏が取り戻されることが前提だが、来年はもう少しアクティブかつクリエイティブな活動を多くしたい。

現在中止されているキャンペーンがどうなっているか皆目検討もつかないが、プロレス観戦も兼ねた旅行も行きたいところだ。目標は5月に開催される新日本プロレスの福岡大会だ。

そしてある程度貯蓄が出来たので、いよいよ投資を始めようかと思っている。


来年は丑年である。「馬に乗るまでは牛に乗れ」ということわざがある。最善策が取れないときには、次善策を取れという意味だ。

そして「早牛も淀、遅牛も淀」ということわざもある。早い遅いの差はあるが、結果は同じだから慌てることはないという意味だ。

まずは、健康であること、生きること。それから次を考えればいいのだ。

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