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出張のおみやげは、福利厚生

急きょ出かけた夫の
出張のお土産は、いろいろだった。

夫からも先方からも、
 美味しいものやらたっくさん。

でも一番嬉しかったのは。

「遠いけど、これからも、
 よかったら年に一度くらい、
 社員の施術をしに来てください、
 って言ってもらったよ」
と話してくれたこと。

夫のいろーんな角度からのお仕事を
 見てきたけれど、
こういうのは初めて。

ひとりひとりが、
どんなふうに生活をしていて、
なにが好きで、嫌いで、
これまでどんな人生を歩いてきて、
今の人間関係がどうで、
今、その人がどんな状態で、
幸せかそうでないのか、
そーんなプライベートなこと、
会社の人や上司などが
土足でツッコむようなことじゃないけど、

ひとりひとりのそのことと、

仕事の質に現れるものや、
ミスや、事故やケガなどに
つながらないかどうか、
って、そりゃぁ関係ありますとも。

自分がいろーんな職場で働いてきた経験上、
 いろいろやらかしてきたので。
(ゴメンナサイ)

職場の人たちなんかと、
その辺を絶妙に支え合えたり、
理解し合えたり、
できているときはいいけどね。

たとえそうでも、
ちょっとしたことで
歯車が合わなくなるキッカケは、
見方によってはどこにでも転がっている。

ありがたいことに、
依頼してくださった方たちと、
この変わった治療家との、
これまでの互いの信頼関係が
あってこその今回なのですが、
ある分野の専門家として、
 そういう部分で、
あんないい方たちが営む会社の
みなさんのお役に立てたのなら、
わたしもすごく嬉しいです。

来年、再来年、
この夫がどんな仕事をしていくのかは、
実際のところ、
計画を立てれば立てるほど、
その通りにゆくはずもなく、
ぜんぜんわかりませんが、

でも。
1人でいても、
2人でいても、
3人でも、10人でも、100人でも、
何万人、何千人でも、
ひとり、ひとり・・・の集まりで。

その、
ひとりを、
自分っていうひとりを、
誰かっていうひとりを、
おひとり、おひとり、
今どうして、どうなっているのか、
をみていく、
どこまでもこれからも、
診続けていくお仕事なので、

今回のことは、
それがぶわっと膨らんだ体験で、
私までなんだかとても嬉しかったです。

*

秋も深まり。

空き時間があれば、
やりたいことはたくさんあるし、
新しいこともやりたいけど、
何をしてても、
あれ?こんなことしてていいんだっけ?
って気分になる。

こういう時ってあるんだよな。

頭もなんだかグワングワンして。

先日いただいた、新しいお題も、
 とりあえず保留です。
こんなときは、毎日のことと、
とりあえず、いつものことを、
 ゆっくりちゃんとやっていよう。

自分のなにかが動くサインに
 気付けるにはそれがよさそうだな。

今夜も煮ものです。


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