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子どもって、かわいいだけではないけれど、それでも。

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夫の緊急出動と、小さい人との狩猟採集デート。

夫の緊急出動と、小さい人との狩猟採集デート。

夫が緊急出動で留守の休日。

そんな日は、

2人で前島の秘密のスポットへ。

たまたま潮がグゥーンとひいてて、

 岩場は牡蠣だらけ。

タコを探しに来たのも忘れて、

牡蠣やら亀の手やら、

自分は食べないのに、

よさそうなのを厳選して採ってくれます。

しかしこの、

ゆるやかなロッククライミング状態。

もっと頻繁にここへ来たら、

バランス感覚や体力が、

気分よく養えてすっごく良さそ

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たぶん一生忘れない、幼稚園の先生の祈り。

たぶん一生忘れない、幼稚園の先生の祈り。

たぶん一生忘れない、幼稚園の先生の祈り。

*

子どもの3歳の誕生日。

頭上に飛んで来たトンビが、

「いい幼稚園があるから入れなさい」

と教えてくれました。

その後、

自分たちでもあちこち見学に行ったけど、

わが家は実際に、

他は考えられませんでした。

そこはたまたまキリスト教系の園。

そこで出会ったある先生。

入園の日から、

その先生が異動される当日までの3年間、

夫も

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子どもをギューッとしたら、リスクが下がった話

子どもをギューッとしたら、リスクが下がった話

子どもを朝ギューッとしたら、リスクが下がった話。
*
夫は、できるだけ毎朝、
子どもがその日1日を、
安全に過ごせるかどうかを計測してくれる。

夫にはそういうような特技があって、
それを生かした仕事をしています。

危険、といってもいろいろ。
精神的なリスク、身体的なリスク、
多少痛い目にあっても、
この子の人生にとって
プラスになるかもしれない、
経験したほうがよいリスク、とか。

まぁでも、

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ひみつのポイントで、ロッククライミングと自分のゴミ拾いと

ひみつのポイントで、ロッククライミングと自分のゴミ拾いと

急な夫の出張により母子2人の週末。
こういう日も悪くないんです。
こんなときは島に渡り、秘密のポイントへ。

去年、引っ越してきたころに
 見つけたこの場所。

島の高台を行く道路の脇をよーく見れば、
けもの道?と思うほど入り口が、
実はところどころにある。

これは、釣り人による釣り人のための道。

草刈りなどこまめにしてあるはずもなく、
真夏は通れません。
ここを下まで降りるのに、
時間にした

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涙の宿題、その後。

涙の宿題、その後。

(いちいち考えちゃう自分のための記録)
*
最後に残した夏休みの宿題はあとひとつ。

800字×2枚以内の作文。
以内とはいえ・・・
ふつうにできるとは思えない。

一般的な400字原稿用紙なら、
4枚!ってことですよー。

まあ、まずはやってみることに。
「家族で頑張っていること」
っていうテーマを選んだ。

しかし、んー、
家族として世間に褒められるようなことを
頑張ることはほとんどないからな

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子どものいる世界は、大変で美しい。

子どものいる世界は、大変で美しい。

こどもってなんて美しいんだろー、と思う日々。

もしこの小さい人が、
わたしたちのところに来てなかったら、
きっと、
もっとあちこち旅をしたり、
もっとお出かけしたりして、
日本や世界のの美しい風景を見たり、
どこかの芸術や、美味しいものを
もっともっと味えてたんだろうな、
と思う。

でも。

わたしたちをどっしりととどめている、
この目の前の、
たったひとりの小さなこどもが、
こんなにも美しい

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