ドリームキラーにご用心!
どうも、高尾トンビです!
ドリームキラーと言う言葉を知っていますか?
誰かの夢や目標を聞くと、邪魔したりやめさせようと必死になってくる人のことです。
このドリームキラーには、単純に「ムカつく」とか「モチベーションが下がる」とかいうレベルの話ではなくて、「注意すべき」問題点があります。
ドリームキラーの3つの問題点
ドリームキラーの問題点は次の3つです。
1.ドリームキラーの目的は、「挑戦させない」こと
2.ドリームキラーの多くは、「自覚が無い」
3.ドリームキラーは、「仲間を増やそう」とする。
1.ドリームキラーの目的は、「挑戦させない」こと
「どうせ、うまくいかないはず」も「きっとうまくいくはず」のどっちも「単なる個人の主張」であり、「仮説」に過ぎません。
だから、「うまくいかない」「うまくいく」というレベルで議論しても意味がありません。どっちも「机上の空論」です。
「仮説」というのは「検証」しないと「正しいかどうか」は証明できません。
「仮説は検証すべき」という前提に立つと、「ドリームキラー」の問題点が明確になります。
それは、「ドリームキラーの目的は挑戦させない」ことであるということです。
難易度の高いことに挑戦しようとする人は、「挑戦」することで「うまくいくこと」を検証します。
結果として、「うまくいかなかった」場合は、「うまくいかない」ということが検証されたことになります。
一方、ドリームキラーは自分から「検証」しなくても「うまくいく」という結果さえ否定できれば良いという立場にあります。
だから、「挑戦することをやめさせる」のは、「うまくいく」可能性のある行為をさせないことなので、ドリームキラーの「目的に合致した行為」です。
「うまくいく」か「うまくいかない」かはやってみないとわからないので、「挑戦」させてしまうと「うまくいってしまう」可能性があります。
だから、ドリームキラーにとっては、「挑戦をさせない」ことが一番です。
そこを踏まえて、ドリームキラーの「忠告」を聞く必要があります。
2.ドリームキラーの多くは、「自覚が無い」
ドリームキラーのほとんどは、その自覚がありません。
むしろ、本人のために「忠告してる」とすら思っている人が多いです。
しかも、「百戦錬磨」のドリームキラーは「説得してやめさせる」スキルも非常に高いです。
「親身になっている」と思わせて巧みに、あらゆる挑戦をやめさせようとします。
そして実際にやめさせて、「また良いことをした」と満足します。
だからこそ、その「毒牙」にかかる若者が多いのです。
3.ドリームキラーは、「仲間を増やそう」とする。
ドリームキラーは、「仲間を呼ぶ」スキルがあります。(ドラクエ風にいうと)
「母親」がドリームキラーの場合、「父親」も巻き込んで「やめさせよう」とします。「お父さんからもやめるように言って」と。
友達がドリームキラーの場合、「やめさせよう」している別の友達と「組んで」まで「やめさせよう」とします。
そして、どんどん「やめさせようとする」仲間が増えて、「数で圧倒」されてしまいます。
ドリームキラーに出会ったらやるべき対策
では、ドリームキラーに出会ったら(相談した相手がドリームキラーだったら)どうすれば良いのでしょうか?
僕は、次の3つをオススメします。
1.戦わない
2.逃げる
3.受け流す
戦わない
まず、ドリームキラーとは戦ってはいけません。明らかにこっちが不利だからです。
前述したように、ドリームキラーは「成功する可能性を否定すれば良い」ので、「やってもうまくいかない」と主張さえすれば良いのです。
その主張は、「うまくいく」結果が出るまで覆せません。
しかも、うまくいったとしても「どうせいずれ失敗する」という厄介なドリームキラーもいます。
ドリームキラーと戦っている暇があったら、挑戦するために時間を使いましょう。
逃げる
戦っても不利だし、戦う時間ももったいないのでドリームキラーに出会ったら、相談相手がドリームキラーだとわかったら、とっとと相談を切り上げて逃げましょう。
それが一番の得策です。
受け流す
切り上げようとさせない「手強いドリームキラー」だった場合は、その攻撃を受け流しましょう。
具体的にいうと、「忠告を聞いているフリ」をします。がっつり受け止めるとダメージになります。
ドリームキラーから受けたダメージは「あとからじわじわ」と効くことが多く、挑戦がうまくいかず弱気になっている時に「頭に浮かんできます。」
本当に手強いドリームキラーの場合は、その場でダメージを食らってボロボロになってしまいます。
しっかり、受け流して「相手が満足するように話させて」その場が終えましょう。
ドリームキラー側からの反論
ここまで書くと反論してくる人がいると思います。
「ちゃんと親身になっている」「本気で本人のことを考えている」と反論してくるでしょう。
でも、それはちょっと「違う」のです。
「親身になる」のであれば、「やめさせようとする」のではなく、「リスクをきちんと伝えてあげる」ことと「リスクを軽減するようなアドバイス」をすべきです。
例えば、「もし、失敗したら1,000円の借金を負うよ」と言ったことを伝えてあげる。
その上で、「いきなりその金額を使うのではなく10万円くらいで出来ることから始めてみたら?」という形でリスクを下げるようなことをアドバイスしてあげる。
その時に重要なことは、あくまで失敗するか成功するかも「仮説に過ぎない」ということです。
周りが猛反対するような「一攫千金を狙う」構想も「単なる仮説」だし、「小さく試してみる」ような構想も「単なる仮説」に過ぎません。
だから、「検証」しましょう。
本人が鼻息を荒くして「絶対成功する!」って言うんだったら、「小さく試しにやっても成功するでしょ?」という形で導く方が健全だし、結果がどっちに転んでお互い納得しやすいはずです。
そこで、本人のプランが「大コケ」して鳴かず飛ばずだったら、あなたに感謝するはずだし、うまくいったらステップアップすれば良いだけです。
結局、何が言いたいのか?
「ドリームキラーに言われても挑戦はやめない方が良い。ただし、リスクコントロールは必要。」ということです。
本気で挑戦したいならすれば良い、ただ実力も全く無いのに無謀な挑戦をして「瀕死」になったり、「一発アウト」だけは避けたほうが良いです。
ちなみに、「ドリームキラーに簡単に潰されてしまう人」は、もしかしたら本気じゃないかもしれません。
それを狙ってドリームキラーのフリをする人もごくたまにいます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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