疲れて休むのではなく、疲れないために休む

こんばちは

しばらくお休みしてた、「今日の一章」!!

このコーナーは、筆者が1日1章ずつ本を読み、
その日読んだ内容について、感想と解釈を紹介するコーナーです。

そして、今日の1章は、前回までに引き続き、
創元社出版 D・カーネギー著「道は開ける」より、

第6章「批判を気にしない方法」と、
第7章23目「活動時間を1時間増やすには」です。

今日は調子が良くて、1章を超えて読んでしまいました。(笑)


この本は、私たちが人生で出会うであろう悩みについて、どのように向き合っていくべきかが書かれたものです。

そして、今回の内容はその中でも、「疲労の性質」についてです。

第6章の「批判を気にしない方法」については、これまでに書いた考察ですでに述べていた復習になるので割愛します。
興味を持ってくださった方は、以下の過去の記事をごらんください。

「否定意見の捉え方」 https://note.com/tomato_soup/n/n5b60ad041f57


というわけで、今回のテーマは「疲労」です。

これまでにも説明してきたように、
「悩み」とは、感情がネガティブに高まり、問題を正しく認識できない状態のことです。

そして、「疲労」がたまった状態では、「悩み」の状態に陥りやすくなります。なぜなら、疲労状態では、十分な思考が出来ず、問題を的確に対処できなくなる傾向にあるからです。

そのため、「休養」をとることが、「悩み」の解決に大切になってきます。

ところで、休養には2種類あります。
「対処的休養」と「積極的休養」です。
前者は疲れたから休むこと、後者は疲れないために先に休むことです。

この2つには、「効率」と「モチベーション面」に大きな違いがあります。

バトルゲームを想像してみましょう。
休養とは、自分のHPを回復する行為ですよね。
 では、「対処的休養」がどういう状態かというと、HPが残り少なくへろへろになったので、休養せざるおえなくなっている状態です。この時、少なくとも疲労状態に陥っている時間があり、「苦痛」を感じます。
 一方、「積極的休養」では、早めに手を打って回復するので、まず「疲労状態」に陥りません。そのため、その活動に「苦痛」を感じることもありません。

このように、両者には「疲労状態」と「苦痛」を経験するかどうかに差があります。前述の通り、疲労状態では、人間は正しく思考できなくなってきます。つまり、この状態では、「休養」という行動においても効果的な方法をとることができない可能性が高いのです。また、疲労は、方法の選択だけでなく、休養をするぞ!という精神的準備状態にも影響します。

みなさんも、寝ようと思って寝た時と、寝落ちしたときで、目覚めたときのスッキリした感じが異なることを経験したことがでしょう。
このように、させられる休養と、意識的に行う休養には明確な効果の差があります。

そして、「苦痛」の経験は、その活動のモチベーションに関わります。
一度、「しんどい」と感じてしまうと、次の日からまた再開する時に、少し嫌な気がしないでしょうか。

結論、疲労を感じず、精力的に長く活動するために、積極的に休養を取ろう!


#今日の漢字

※このコーナーは、筆者日々練習しているペン字をただ披露するという自己満コーナーです。

今日から、熟語の意味を一緒に覚えていくことにしました。

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