人のいうことを聞くことの意味

こんばちは

ではでは、「今日の一章」~!!

このコーナーは、筆者が1日1章ずつ1冊の本を読み進め、
その日読んだ内容について感想と解釈を紹介するコーナーです。

前回は1冊を読み終えた回である読了編だったので、
今回からはまた新しい本を1章ずつ読んでいきたいと思います。

そして、記念すべき2冊目の本は、
飛鳥新社出版 水野敬也著「夢をかなえるゾウ」です。

この本は、始めの1章を読んだ感じだと、小説がベースとなっていて、
自分を変えたいと望むけれど上手くいかない主人公に、夢をかなえるゾウである「ガネーシャ」が、一見何のためになるのか分からない課題を課し、主人公の夢を叶える手助けをするというストーリーのようです。

面白いのは、主人公に課される課題を読者もその日しないといけないところです。つまり、主人公と一緒に夢を叶えながら読み進めていくスタイルで進んでいきます。

今回は物語なので、これまでのように理論や思考の方法といった理屈っぽい話ではなく、実際に行われる行動が本の中で紹介されます。先に言ってしまいますが、第1章でのガネーシャからの課題は「くつを磨け」でした。
(今筆者の靴はピカピカと輝いています)

そのため、今回からは理屈を紹介するというよりは、これまでの理論の実例紹介として読んで頂けたらと思います。
(これまでに紹介した理論がよく登場するので、事前に以下3つを読んで頂くと理解が早いと思われます。)

「情けはひとと自分の幸せのために」
「幸せの理屈」
「気負わない×好奇心=最強」


今日の1章は、主人公とガネーシャの出会いから、1日目の課題までのストーリーです。

シーン「出会い」:「チャンスのつかみ方」
”ガネーシャは、主人公が夢をかなえる手伝いをするに当たって、主人公に契約書を書かせます。この契約は「主人公が一度でもガネーシャの言うことを聞かなかったら、主人公の将来に対する一切の希望を全て奪う」というもの。そして、ガネーシャの趣味は、その集めた希望を、もっと希望を有効活用できる人に渡すこと。だから、すごい人はすこぶる凄いし、ダメな人は徹底的にダメだということをガネーシャは言います。”

私は世界にチャンスは有限だと思います。例えば、アイドルになれるのはオーディションに受かった子だけだし、誰かが偉業を成す度に、偉業を成すという目標に対するチャンスは消えていくからです。つまり、ガネーシャが何もしなくても、チャンスの掴み方を知っている人は、多くのチャンスを掴んでどんどん凄くなるし、それを知らない人は、ひとつもチャンスを獲得できないという状態で苦しみます。

”この話をガネーシャがしたあと、主人公はこれまで「変わるきっかけ」を待っていたけれど、自分で今を「変わるきっかけ」にしないといけないんだと思い、契約にサインします。”

このシーンは、「疲労」の状態を抜け出した瞬間なのではないかと思います。(「疲労」については「気負わない×好奇心=最強」参照)成功したいという目標は漠然とあるけれど、現在が今解決すべき問題が把握できず、思うような成果がでないので、精神的に疲労していた主人公は、ガネーシャのいう希望に精神的な活力を取りも出したのだと思う。その結果、問題に立ち向かう勇気が出てきたのではないだろうか。


シーン「1日目」:「人のいうことを聞かない」
”ガネーシャは主人公に「靴磨き」の課題を与えます。しかし、主人公は「靴磨きの意味」が分からず、ガネーシャに他の教えを求めます。そこで、ガネーシャは、自分の考え方にしがみついて、人のいうことが聞けないことが、成功できない一番の要素だと言います。これまで成功できなかった主人公の考え方で上手くいかなかったのに、ガネーシャの教えを自分の考えで解釈して、無意味だと決めつける、その態度を直さないといけないと言います。”

自分を「悩み」の状態から脱出させるには、「気負わずに好奇心」を持つことが大切です。(「気負わない×好奇心=最強」参照)なぜなら、「悩み」という盲目を抜け出すには、より広い視点で問題を把握して、問題を受け入れる必要があるからです。ここでガネーシャが言っている、「人のいうことを聞けない」ことが成功しない一番の原因というのは、この成功しないという「悩み」を解決するのに、他人の意見、つまり、他の視点から問題を把握することが大事ということと一致します。

また、靴磨きという課題自体も、
「幸せの理屈」である、自分が持っていることに感謝するという姿勢を身につけるための課題なのではないかと、今日は勝手に推測しています。


結論、成功のために一番必要なことは、他人の意見を取り入れ、自分の視点を広げていくこと。


#筆者のひとりごと
このコーナーは、記事にできるほどまとまっていないけれど、筆者の中で何かまとまったことを気ままにメモするコーナーです。

「人が成功するために必要なことは、異なる人が異なる形で書いていても、本質的には一緒なのではないだろうか。」


#今日の漢字
このコーナーは、筆者が日々練習中のペン字を披露するという自己満足100%のコーナーです。

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