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扉が開かない!? 湘南新宿ラインで見つけたUXデザインの盲点

先日、逗子駅に向かうために湘南新宿ラインのグリーン席を利用しました。私が座ったのは、貫通扉のすぐ近くの席でした。貫通扉の先にトイレがあるためか、その席では人の通りが多かったです。

電車が出発してしばらくすると、多くの人が貫通扉の前で立ち止まるのに気づきました。その理由を観察していると、貫通扉に「押す」と明記されているにもかかわらず、自動だと思って手をかざしたり、扉を横に引いたりしている人が多いことがわかりました。

そんな状況を不思議に思いながら、自分もトイレに行きたくなり、貫通扉を押して開けようとしましたが、開きませんでした。力加減を変えて2回ほど試みた後、ようやく扉が開きました。それで、多くの人が立ち止まる原因が理解できました。

貫通扉には、一見して手を触れると開くタイプの扉だと誤解させるような、長方形の黒い突起物が付いています。さらに扉自体が重く、少しの力では開かないため、まるでタッチセンサー式の扉であるかのような誤解を招く設計になっていた、ということです。

UXデザインって大事ですね。
この件で改めてそう思いました。

それではまた。

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