見出し画像

兼業農家に【おすすめ野菜】5選

みなさんこんにちは(^^♪
農業との関わり方って様々なカタチがあると思うのですが、他えば兼業農家もその一つです。「半農半X」などと呼ばれています。つまり、他の仕事をしながら農業もするという働き方です。
私の祖父母は学校の先生をしながら農業も行っていました。現在でもそのような方はたくさんいらっしゃいます。

これから農業をしたい方も、いきなり専業農家にならなくても、兼業農家から始めてみるという選択もありだと思います。なぜなら、安定した収入の中で、農業を実践しながら学べるからです。

そこで、今回は兼業農家におすすめの野菜を5つご紹介します。言い換えると、そこまで手間がかからないけど、売れる野菜たちです。ぜひ参考にしてください。

空心菜

真夏の貴重な葉物野菜です。とにかく暑さに強く、水分過多の畑に向きます。原産地は東南アジアで、ベトナムや中国ではメジャーな野菜。炒めて食べると美味しいです。
5月下旬に種まきして、7月から9月いっぱいまで葉っぱをかきながら収穫します。真夏は葉物が減るので、直売所でもよく売れます。虫がつきやすいので、農薬は必要になりますが、基本的に強い野菜なので週末農家でも作れるでしょう。

しそ

日本伝統のハーブです。暑い時期にさっぱり食べたいときに重宝します。5月頃に種まきして、夏の間葉っぱをかきながら収穫します。アブラムシがつくこともありますが、比較的害虫にも強く、放置気味でも丈夫に育ちます。大き目の袋にたくさん詰めて販売しましょう。こぼれ種からも盛んに発芽しますし、野性味あふれる丈夫な作物です。

玉ねぎ

手間いらずで、保存が効く野菜です。苗を購入して定植する方が失敗しずらいようです。11月頃に穴あきマルチ(畝を黒いビニールで覆ってしまう)をひいて、定植します。翌年の5月頃に収穫できるでしょう。品種が多く、早生(わせ)や晩生(おくて)などありますが、晩生品種の方が保存が効きます。農家の作業場で玉ねぎが吊り下がっているのを見たことありませんか。よく乾燥させることで保存できるのです。例えば、品薄の時に出荷することで単価も高く売ることができます。年によってベト病が流行ったりするので、農薬散布はされた方がいいかと思います。

ジャガイモ

みんな大好きジャガイモです。春と秋に植えれますが、春植えの方が失敗しません。種芋を購入して、3月~4月に植えつけます。雑草抑制と、保温のためにマルチをした方が良いと思います。芽が出て、マルチを押し上げてきたら、穴をあけましょう。ぐんぐん成長していき、梅雨前に収穫します。
ジャガイモは品種がたくさんあるので、近所の直売所で見られないようなものを作ると重宝されるかもしれません。私のおすすめはキタアカリです。

ダイコン

言わずと知れた、家庭菜園でみなさん挑戦されている作物です。9月頃種まきして12月頃から収穫できる冬野菜の代表選手です。寒くなると煮炊きしたダイコンは最高ですよね。小さい時にしっかり防除(農薬散布)しておけば、寒くなるにつれ害虫も減っていくので、ほぼ放置していても育ちます。又割れしないコツとしては、土中の小石や枝などの固形物を取り除くことでしょう。
ダイコン葉が好きな方も多いので、できたら葉付きで販売したいところです。初心者の方は小ぶりなダイコンがおすすめです。例えば【三太郎】などはいかがでしょう。

まとめ

今回ご紹介した野菜は、実際に私が取り組んだ中で、手がかかりにくいものばかりです。農業を生活に取り入れながら、同時に販売活動もされてみてはいかがでしょう?
肌感覚で「いける」と思えたのなら、専業農家への道も見えてくるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。何かみなさんのお役に立てれば幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?