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ニュージーランドに来て三週間が経ちました。

今週もあっという間に過ぎて行きました。
いろんなことがあって濃い一週間でした。


・オリエンテーションが始まる

 先週まで違う学校で語学研修をしましたが、今週からは自分の通う学校でオリエンテーションが始まりインターナショナルの生徒だけが集まっていろいろ説明を受けたり制服の採寸をしたりしました。
 
私が一番驚いたのは、日本人の多さです。今学期から11年生と12年生になる17人のうち、10人は日本人です。(他の人はドイツ、タイ、香港、スーダンなど)日本人男子2人が日本語しゃべりまくるからそのふたりの間に座ってる台湾人の子が日本語覚えだすぐらい英語よりも日本語が飛び交いがち。

「これはいけんな」

そう思った私は昼休憩にいつも一緒にいるドイツの子と日本人の子ペアに話しかけました。が、なんかぎこちない。ふたりだけで話し始めるけどわたしそれ聞き取れんし。でも日本語話すのはできるだけ避けたい。どーしたもんかなと悩みました。

・のりまき、ついに友だちができる

次の日の昼休憩。サーヴィという名前の子に話しかけたら仲良くなった。お互い英語があんまり得意じゃないから聞き返したり思ったように質問できなかったりするんだけど、無言の時間も楽しめる。言葉や国を越えてる感じが心地よい。それから教室移動のときも一緒に過ごすようになり、居場所ができてよかったなと思った。

・のりまき、Hongを体験する

金曜日は始業式とマオリの伝統的な儀式がありました。その中でHongを初体験しました。Hong(ホンギ)とはマオリの伝統的なあいさつで、鼻と鼻、おでことおでこをくっつけることです。めっちゃ近くて緊張したし、恥ずかしかった。笑

・のりまき、迷子になる

初Hongを体験し、何を言ってるのかさっぱり分からないtotur(ホームルーム)も終わり、帰り道を歩いていたら「日本人ですか?」と日本人の女の子に声をかけられた。話してみるとどうやら家が近いみたい。「いつもの道じゃないけど、この道通ったことあるし帰れるか〜」と思っていたら、その子の家に着いた途端「いやどこやねん!」となって、迷子になった幸い、ジョギングしている人がいたので声をかけて道を聞いたら、その人の娘さんが学校まで案内してくれて無事に帰ることができた。ニュージーの人はみんな親切でいい人ばかりだなと思った。

・今週の気づきは4つあります。

一つ目は違う国の人と関わることで、他の国の文化や地理について学ぶことも留学の醍醐味である。ということです。先ほど書いた休憩時間に仲良くなったサーヴィは、エリトリアから来たそうです。エリトリアはアフリカの上らへんにある、スーダンとエチオピアがお隣の国らしいです。私はいままでエリトリアという国を聞いたことがありませんでした。しかし、サーヴィと出会えたことにより、その国の文化や歴史を知ることができました。英語を上達させることも大事ですが、このような学びも大切にしていきたいと思いました。

二つ目は通学方法です。学校に行く方法は日本だと電車やバス、自転車や徒歩、車や新幹線の人もいるかと思います。しかし私が通っているヒルモートンでは、徒歩やバスの他に、車やバイクもオッケーです。あと小さい子はスクーターで来てる子もいてかわいい。

三つ目はタトゥーをしている人が多いことです。いろんな国の人が住んでるのもあって、想像以上にたくさんいて、はじめは驚きました。スタバのきれいなお姉さんもしてるし、7年生くらいの男の子も首筋に入れていてかっこよかったです。タトゥーを入れる意味はお守りだったりファッションだったり、人によって違うと思うので理由を考えるのが面白いです。

四つ目はよく笑い、ありがとうと言うようになったことです。終始笑顔で正直自分でも気持ち悪い。ニコニコしてるとみんなも笑顔になるのが嬉しい。
お世話になったら、誰に対しても必ずthank youと言うよう心がけています。

そんなこんなで明日から本格的に学校が始まります。だいっきらいな理数系を取ってないので授業が楽しみです!